デミオネタです。
過去に、デミオのドラシャアウターキットを購入した記事を書いたかと思います。
⇨いつかの記事 デミオ15MB ドライブシャフトアウターキット購入

コイツですね。
今回は、コイツへのインナージョイント移植を実践したので、その様子を。
が、グリスがドロドロで写真を撮れなかった部分が多々あるので、ご勘弁くださいm(_ _)m
組み立て工程の写真はいくつか撮ったので、作業の参考にされる場合は、最後まで読んでから作業に取り掛かってください。
交換キットの内容物
・シャフト(アウタージョイント付)
・インナーブーツ用のバンド(大・小)
・グリス
・Cリング
スポンサードサーチ
必要な工具(分解・組立て共通)
・マイナスドライバー
・Cリングプライヤー(スナップリングプライヤー、ロックリングプライヤー)
・大量のウエス
・軍手(手のひらがゴムのやつを3セット以上推奨)
・ゴム(ビニール)手袋
・バット(部品入れ)
・オイル受け
・灯油(パーツクリーナー)
さて、始めますか。
1、古いシャフトのインナージョイントケースを外す
インナーブーツ(分解するシャフトのブーツ)のバンドを外し、
ブーツを下の方(アウター側)にズルっと下ろします。
すると、グリスでギトギトのジョイントが出てきますので、まずはのケース内側にある大きなCリングを外します。
※ケース入り口付近の内周に沿うようにして付いています。
※このリングはジョイントキットに新品が入っているため、マイナスドライバーでこじって外しちゃってください。
リングはバチンと外れましたか?
リングが外れたら、シャフトケースを真っ直ぐ引き抜きます。
※この時、たいていジョイントのボール(ベアリングボール)がボロボロと落ちます。
下にバットなどを置き、部品が無くならない&汚れがつかないようにしてください。
スポンサードサーチ
2、ベアリング部分を分解する
ジョイントのケースを取り外したら、まずはベアリングボールを取り出します。
※取りにくかったら、ジョイントをグネグネと動かすとボールが自然と取れます。
次に、アウターレースの取り外し。

⇧この部品
コイツをアウター側に下ろし、シャフト部分の頭にあるCリングを外します。

写真のCリングです。
※この時、Cリング用プライヤーが必要になります。
Cリングが外れたら、全ての部品が外れますので、順番に引き抜いていきます。
3、部品を洗浄する
全ての部品が外れましたでしょうか。
恐らく(というか絶対)、古いグリスまみれですよね。
なので、部品を洗浄しましょう。
洗浄する際は、大雑把な汚れを拭き取った後、オイル受けの中に灯油を入れてバシャバシャと洗うのが一番手っ取り早いかと思います。
※灯油が無ければ、パーツクリーナーで頑張ってください(苦笑)
※灯油で洗浄する際は、ゴム手袋をしましょう。手が荒れます。
※洗浄した灯油は適切に処理してください(ガソリンスタンドなどに相談してください)。絶対に下水とかその辺の川に流さないように!
で、洗浄した部品がこちら

さて、いよいよ組み立てに入るのですが、一気に書くと長くなるので、今回はここで切ります。
手を洗って、気分を新たにしてから次の作業に入りましょう。
⇨ 組み立て編に続く ドライブシャフトアウタージョイントキット整備録 〜組立て編〜
では、一旦アディオス(`・ω・´)ゞ