1か月近く釣りに行っていないし、
昔書いた記事のリバイバルでもしようかな…企画。
春になったらショアジギングだね。
まず、ここでの「ライトショアジギング」の定義を決めよう
ライトショアジギング用リールの番手を考える前に、
ここでのライトショアジギングの定義を考えよう。
ここでのライトショアジギングとは…
・フィールド:防波堤やサーフ
・使うロッド:ML~Mクラスのショアジギングロッド・ショアキャスティングロッド
・使うルアー:40gを軸としたメタルジグ
・対象魚:ハマチ(~70cm)クラス
ということで、
地磯でヒラマサを狙うようなガチガチショアジギングは、今回のお話の対象外になりますよ、ということでよろしく。
ライトショアジギングに丁度いい番手は
シマノ→C5000番
ダイワ→LT5000番(LT5000-D)
各社、汎用リールの最大サイズを買っておけば間違いない。
というか、私はこの番手を使ってる。
では、なぜこの番手を勧めるかというと…。
5000番は、汎用機の中でボディ・ギアが一番大きい
ココで言う5000番は、
シマノのC5000、ダイワのLT5000(LT5000-D)を言いますんで。
そこんとこヨロシク。
ライトショアジギングのリールに5000番を勧める最初の理由として、
5000番ってのは、汎用機の中で一番ボディがデカい。
そんでもって、ギアのサイズもデカい。
ということが挙げられる。
青物の引きってかなり強烈で、なおかつ、ショアジギロッドもパワフル。
だから、青物とのファイト中はラインにテンションが掛かりっぱなしになって、結果的にリールにも大きな負担がかかっている。
ということで、
強い負荷に耐えられる強度や、パワーファイターの青物を寄せてくるだけの巻き上げ力が欲しいから汎用機の中で最大サイズのボディとギアを持つリールが安心だよね、というのが最初の理由。
5000番は、ライトショアジギングに十分なラインキャパが魅力
5000番を勧める続いての理由は、ラインキャパかな。
私がライトショアジギングに使いたいラインは、2~3号(最っ低でも1.5号)のPEライン。
また、ショアジギロッドでメタルジグを投げると、100mくらいは飛ぶので、
ルアーの飛距離+ルアーが沈む深さ+魚が掛かって引っ張られた時の余剰分
を考えると、糸巻き量は200m欲しい。
となると、3号のPEラインを200m飲み込むだけのラインキャパがあると安心だから、
シマノだとC5000番、ダイワだとLT5000番という選択肢になる。
ちなみに、巷ではライトショアジギングに1号前後のPEラインを推奨しているけど、
個人的にはあんまり細いラインは使わないかな。
魚とのやり取り中に余計なプレッシャー(ラインブレイクのリスク)を抱えるのは嫌だし、
余裕を持って魚を寄せたいから。
たとえサーフであっても、海底の障害物に擦れてラインブレイクのリスクはあるからね。
※1.2号のPEラインがフっっと切れた現場。
自分の技量に合わせて、ラインの太さもチョイスした方がよろしいかと。
ライトショアジギング用に、SW機(6000番~)はどうなの?
SW機は重いから嫌です。
余裕のある番手がいいなら、6000番とかが良いんじゃないの?って思うけど、
6000番ってすげぇ重いのよ。
一例として、シマノのストラディックSWを挙げると、
4000番→330g
6000番→440g
8000番→645g(8000HG)
と、めっちゃ重くなる。
数値だけ見たら100gの差だけど、
いざ持ってみると、440gのリールって中々に重いからね。
さらに、これを動かし続けるのは半ば筋トレです。
特に、私は非常に非力な人間なので、
6000番のリールが付いたロッドを動かし続ける自信がない。
だから、SW機は買ってないし、使ったことも無い。
※お店で触ったり、友人のリールを持たせてもらったことはあるけど。
メーター級の青物を狙うようなガチンコショアジギングなら、SW機が必須になる場面も多々あるんだろうけど、
私がやってるのって、ライトショアジギングだからね。
使うラインが2号前後のPEラインで、扱うジグが40g程度だったら、SW機までは必要ないかな、というのが私の考え。
6000番でも余裕でしゃくり倒せる体力がある人は、SW機でもいいと思う。
自分の体力と相談してご検討あれ。
ちなみに、実物を触らずにネットでSW機を買おうとしてる人、
一回お店で触っておいた方が良いと思うぞ。
ライトショアジギングにおススメのリールは?
最後に、ライトショアジギングにおススメのリールは、
※おススメというか、私が買うならコレ!というリール
・第1希望:ツインパワー
・第2希望:ストラディック(SW4000番もアリ)
・第3希望:セルテート
・補欠:レグザ
の4機種かな。
※本当はステラが一番いいけど、
リールに7万ってクレイジーすぎるし、ツインパワーでも十分だから、ここでは除外。
さて、これら4機種に共通するのは、ボディが(一部)メタル製であること。
ハイグレード~入門グレードまで、汎用リールは数あれど、
ライトショアジギングに使うのであれば、より堅牢なメタルボディ機をチョイスするのが無難かな、と思って。
なので、あとは予算に合わせて、一番カッコいいと思ったリールを買えばOK。
個人的には、
20ツインパワー最高。
ただ、
お値段的に誰にでも勧められるのは、19ストラディック。
ということで、
ライトショアジギング用のリールは、
ストラディック(C5000XG)
がおススメ。
ご参考までに。
アディオス