18ステラを買い直そうかと思ったけど、
20ツインパワーに落ち着いた。
スペックオタクからの嫌われ者・20ツインパワーのファーストインプレ。
20ツインパワーを買った理由
金属ローターのリールが欲しかったから。
こちら、かつて使っていた18ステラ。

フラッグシップらしい性能・デザインで、文句の付けようのないリールだったけど、
一番気に入っていたのは、金属ローターの頑丈さと独特の巻き心地。
コアソリッドシリーズでありながら、樹脂ローターよりも慣性が小さく軽い巻き心地。
しかし、一度回し始めると延々と回り続ける感覚。
金属ローターは、そんな独特の巻き心地を味わえるのがGood。
だから、一度手放した18ステラをもう一回買い直そうかと思ったけど、
リールに6万オーバーとかクレイジー過ぎる
という、もう一人の冷静な自分のおかげで、20ツインパワーに落ち着いた。
ただ、20ツインパワーにして正解だったと思う。
20ツインパワーのデザインについて思うこと
正直、デザイン面に関しては18ステラが完璧すぎたので、ド真ん中ドストライクというわけではない。
ただ、

ブラック/ゴールド主体の20ツインパワーも、これはこれでよろし。
ゴールドのスプールは少々主張が激しいけど、
ボディのガンメタ塗装がなかなか渋いし、実はボディには細かなラメが入ってたりするから、日中に外で見るとこれまた綺麗だったりする。
何となく、

ボディのカラーリングは、アンタレスDCMDに近しいものを感じるのは私だけだろうか。
20ツインパワー(C5000XG)のディティールとセールスポイント
今回私が買ったのは、C5000XGという番手で、

4000番の替えスプールも用意して、
ワールドシャウラ2832RS-2や、9フィート台のシーバス・ライトショアジギロッドに合わせてやろうという算段。
使うラインは、PE1号~3号程度までかな。
C5000番の特徴として、EVAのラウンドノブがが挙げられるけど、

何となく手に合わないから、18ステラ(4000番)のT字ノブに交換しました。

※20ツインパワーC5000XGのハンドルノブを、18ステラ純正T字ノブに交換
純正カスタムは、割とお勧め。
20ツインパワーの一番のセールスポイントは、金属ローターだ
最初に書いた通り、私が20ツインパワーを買った理由は、金属ローターが欲しかったから。

こちら、20ツインパワーのローター。
このローターって、

18ステラと全く同じローターだかんね。
だから、細かな滑らかさは当然18ステラの方が上だけど、
金属ローターによる巻き「感」は、18ステラとほぼ同じと言っていいし、
私みたいなサンデーアングラーには20ツインパワーでも十分すぎる使い心地。
また、剛性に関しても、

サーフで(恐らく)青物を掛けた時に、ローター・ボディ・ギアの噛み合わせに至るまでかなり剛性が高い印象を受けた。
※ラインブレイクして逃げられたけど。
正直、魚を掛けた時はそこまで考える余裕が無かったけど、
後々振り返ってみると、リールの剛性や「塊」感、安心感が凄かったな、と。
この時は、ドラグの設定をミスって、ドラグを締めすぎていたけど、
ゴリ巻きをする場面でも、リールの歪みを感じなかったことは覚えている。
やっぱり、金属ローターをはじめとして、ツインパワーって堅牢な作りになってます。
世間で噂の、CI4+のボディってどうなの?
ネット上で言われてることについて思うこと。
個人的には、最高にどうでもいい。
半プラというワード自体寒いし、
半プラ半プラと騒いでいるスペックオタクは、とりあえず黙れ。
さて、ご存じの方も多いと思うけど、

20ツインパワーは、アルミとCI4+のハイブリッドボディになっている。
※リールフット側がアルミで、蓋側(写真のねじ止め部分)がCI4+

下から見ると、パーティングラインが見えるね。
スぺオタはこれが許せないらしい。
ネット上では、このハイブリッドボディに批判が集まっているけど…
ハイブリッドボディになって剛性が下がったんじゃ…?

リールフット側がガッチガチのアルミボディで、ボディ設計も刷新されているから、
15ツインパワーから強度が下がったとは考えられない。
多分プラシーボです。お疲れさまでした。
蓋がCI4+になっただけで剛性が下がるんなら、ボディ全体がCI4+のヴァンフォードなんかどうなるんだよ。
素材でしか剛性を語らないスぺオタよりも、私はシマノの技術者を信じるわ。
ハイブリッドボディになって、巻き心地が若干カサカサ?
何言ってだ気持ち悪い。
正直、蓋がCI4+になることで、機械的にどう巻き心地に影響するのかが分からない。
私が鈍感なだけ?私の知識不足か?
正直、巻き心地のカサつきとかは個体差によるものが大きいと思う。
過去に使ってた18ステラも、若干ローターが擦れるような感覚があったし。
20ツインパワーを使っていて、実釣の時に気になるほどの違和感なんて当然無いし、巻き心地に文句はない。
パーティングラインやネジ穴が気に入らない

そうですか…。それは残念でしたね。
でも、釣りしてる時にこんなところ見えねぇじゃん。
「あー、パーティグラインが入ってるわー」って思いながら使ってんのかな。
と、ネット上ではいろいろと言われているけど、
私はハイブリッドボディについて何も思うことは無いかな。
つーか、フルメタルボディが欲しかったらステラ買うし。
なんか可哀そうな20ツインパワーに幸あれ

15年モデルから満を持してモデルチェンジした20ツインパワー。
ステラと同じ金属ローター、ロングストロークスプール、MMギア等々、最新の技術を乗っけて登場したのに、
ハイブリッドボディという点で揚げ足を取らて、前作に劣る!という勢いで文句を言われるとはね…。
それだけ期待値が大きかったということだろうけど、なんか可哀そうだね。
19ストラディックのインパクトが大きかったというのもあるんだろうけど、
やっぱり、ストラディックとツインパワーの間には大きな違いがあると思うわけですよ。
この価格で金属ローターを採用してくれたのって、凄いありがたいんだけどなぁ。
もし、ネット上のバッシングで購入を躊躇している人がいたら、一度釣具屋さんで触ってみることをお勧めします。
曇りなき眼でリールを見て、「これ良い!」ってなったら素直に買うのがよろしいかと。
20ツインパワーを、素直に「これ良い!」って思った人は、少なくともここに一人いますんで。
アディオス