子どもよりも、図らずも大人がはしゃいでしまった。
駅に併設された博物館だろ…?と侮ることなかれ。
西条市にある、鉄道歴史パーク in SAIJOへ行ってみよう
子どもが最近、電車に興味を持ち始めたようで、
ならば、と行ってみたのが、西条市にある鉄道歴史パーク in SAIJO。
いよ西条駅のすぐ近くに作られた博物館で、できた当時は0系新幹線が展示されると話題になっていた気がする。
全国で唯一新幹線が通っていない辺境の地、死四国。
可愛い我が子に、新幹線を見せてやろうじゃないか。
鉄道歴史パークの中を少しだけご紹介しよう~まずは北館から~
ということで、やってきました西条市。
鉄道歴史パークには無料駐車場があるのが嬉しいところ。
そして、入場料も大人300円、小中学生100円、未就学児無料という太っ腹ぶり。
さてさて、入って早々に目に入るのが、
0系新幹線。
こちらの車両は、昭和51年に製作され、平成12年10月の引退までは山陽新幹線の「こだま」として活躍していたそうな。
0系の車内は、窓が大きく、そして思ったよりも狭いのが印象的。
そして、座席に配置された灰皿が時代を感じさせる。
更に嬉しいのは、
0系の運転席にも座れること。
いやぁ、凄いなコレ。
本物だぜ?本物。
20年前まで営業運転してた車両だぜ?
現場で実際に活躍していた新幹線の運転席に入れるとなると、そりゃ大人もテンション上がりますわ。
このほかにも、新幹線の隣にはDF50型ディーゼル機関車や鉄道模型が展示されていたりしたけど、
子どもを追いかけるのに必死過ぎて写真撮るの忘れてた。
鉄道パークの中を少しだけご紹介しよう~続いて南館~
新幹線を見学して、すっかり楽しくなってしまった。
そのままテンションを維持しながら、陸橋で線路を越えて南館へ。
こっちはこっちで、中々の迫力で。
まず目を引くのが、蒸気機関車。
貴婦人という愛称で有名な、C57型蒸気機関車。
こちらの車両は昭和13年に製造されたもので、国鉄時代に北海道で活躍していたそうな。
いやー、それにしても、蒸気機関車かっこえわ。
巨大な車輪と、「鉄」むき出し雰囲気がたまらん。
こちらは運転席の機会たち。
この大量のバルブを操作しながら車両を動かしていたのか…。
こちらは、石炭の投入口。
さぞ重労働だったことでしょうよ。
続いて、隣にあるのが、キハ65型急行用気動車。
キハ65型の登場は昭和44年で、一部の車両は平成20年まで営業運転していたとか。
こちらの車両は最後まで運用されていた車体。
平成17年から国鉄カラーに塗り替えて運転してたんだってさ。
内装はこんな感じ。
懐かしい人には懐かしいんじゃないでしょうか。
さらに隣にあるのは、DE10型ディーゼル車。
1250psを絞り出すV型12気筒エンジンを搭載してんだってさ。
V型12気筒のディーゼルエンジン…。
トルクお化けもいいところだろう。
どうりで、横に配置されたラジエーターも超巨大なわけだ。
鉄道パークの中を少しだけご紹介しよう~最後は建物の外~
一通り中を見て回ったら、最後は建物の外。
外に展示されているのは、フリーゲージトレインの試験車両。
平成19年に製作されて、九州・四国で試験走行をしていたそうな。
車輪の幅を変えて、在来線と新幹線を行き来するフリーゲージトレイン。
この車両が確立されていたら、四国の鉄道事情も少しは良くなっていたのだろうか…
…いや、なってないだろうな。JR四国は香川の鉄道以外やる気なさそうだし。
ちなみに、鉄道博物館は駅と線路に隣接しているため、
西条駅に入って来る電車をちょこちょこ見ることができます。
いよ西条駅は特急(しおかぜ・いしづち)も停車するし、
時間によってはアンパンマン列車も停まるから、子どものテンションも爆上がりですわ。
※我が子は、なんだかんだで駅に入る電車を見るのが一番楽しそうでした。
鉄道パーク in SAIJO、コストパフォーマンス高すぎだろ
0系新幹線から始まって、蒸気機関車や歴史的な車両たち…
これらを実際に見て、触れて、運転席にも入れて、入場料600円(大人2人分)
コスパ高すぎやしないかい?
鉄道パークは、いよ西条駅のすぐ近くにあるし、無料駐車場もあるから、
電車に乗って行くも良し、車で行くも良し。
小さいお子さん(特に男の子)のテンションの上がる展示があるし、
何より大人も楽しめるので、日帰りドライブにはちょうどいいな、と感じた次第です。
ご興味のある方はぜひ。
特に、小さいお子さん連れの方、非常におススメよ。
アディオス