ピーカン、凪、ベイトっ気も無い。
こんな絶望的な状況なら、いっそ海岸でも散歩してみようか、という企画。
使用タックル
・ロッド:ワールドシャウラ(2832RS-2)
・リール:20ツインパワー(4000XG)
・ライン:PEライン2号+ナイロンリーダー30lb
あと、シマノのフィッシングシューズ履いてます。
厚底&足首が固定されて、ゴロタ浜も快適快適
→釣り用シューズを導入したんだ【シマノ・デッキラジアルフィットシューズ】
釣りの内容はパス
だって魚がいねぇから。
やっぱり、真昼間からの釣りは厳しいかなー。
手軽に行けて、実績もあって、かつ冬でも水温が上がってそうという安易な理由から、比較的水深の浅いポイント(サーフ)をチョイスしたけど、
ダメだこりゃ。
ベイトっ気が一切ないし、他の釣り人も一切釣れてないから、絶望しかない。
ということで、釣りについてはカット。
釣れないのならと、海岸の散歩&観察をしてみようかと
釣りをする時には、変化を探せって言うやん?
じゃあ、何か変化がないかと海岸を歩いてみようかと。
最近通っているサーフは南北に海岸線が伸びていて、
撮影場所(北端)から南側に向けて一つ目の小さなワンド(写真)、
そこから南に行くと、別の大きなワンドがある。
ざっと絵にするとこんな感じ↓
いつもは北端(消波ブロック付近)から動くことはないけど、
今回はワンド(大)の方まで、約700mくらい歩いてみようかと。
歩いてみて思ったことは…
都度都度写真も撮ってないから、結論をまとめて書くと…
ワンドの凹部
・地質は細かい砂利中心
・潮の流れは弱め
・潮に濁りが入る(土砂の濁り)
ワンドの凸部
・大き目の石が中心の地質。
・水がめちゃくちゃクリア
こういった、ざっとしたことではあったけど、
ワンドの凸部分に向かうにつれて、足元の地質がどんどん変わったのが興味深かった
ワンドの凹部分では、上の写真のような地質。
石がゴロゴロしてるけど、細かい砂利が中心になっているのがお分かり?
対して、ワンドの凸部分のサーフはこんな感じ。
露骨にデカい石が増えて、足首をぐねりかけた。
さらに、ワンドの凸部分から凹部分を眺めてみると、
だいたい赤い線に沿って、大きな石が並んでる。
これは恐らく、大潮時の満潮の海岸線じゃないかと思われるけど、
潮汐の作用で、波打ち際の地質に違いが出ているのは興味深かったし、
恐らく、海中でも同じような環境が続いているんじゃないだろうか、ということも考えながら歩いてた。
※見た目やルアーを投げた感じでも、足元と海中は似たような地質の印象。
ワンドの凹部と凸部では何が違う…?
・ワンドの凹部
→細かい地質、海に濁りがある
→堆積作用が起きてる?
=潮が入って来る流れが強い?
ワンドの凸部
→大きい石が多い、水質がクリア
→浸食・運搬作用が大きい?
→水の出入りが大きい?
=ワンドに入った水が出て行っている?
沖に向かう流れが起きやすい?(離岸流?)
ダメだ!これくらいの推測しか立たん。
高校で勉強した地理と地学の知識では、これが限界。
しかも文系だし。
ただ、ワンドの中をずっと歩いてると、こういった変化の境目の部分があったんで、
こういった場所にポイントを絞ってみると、新しい発見があるかもしれない。
さらに言えば、
このサーフの北端(いつも立っている場所)は、消波ブロックが置かれたり、海岸工事が入ったりして、人為的に地形が変わってたりもするのがややこしい。
※1960年代の空中写真と比べると、消波ブロック周辺の海岸線が違ってた。
とりあえず、水深があって潮の流れが速いのはいつもの場所だけど、
全長1kmちょいのサーフの中にいろんな地形があるのは、面白いけど面倒だな…。
暖かくなったら、ひたすらにランガンしてみるか…。
それにしても、
相変わらず、ラインに厳しい海底だな…。
1回でリーダーがズタズタになるわ。
※ルアーから30cmあたりを中心に。
あと、
消波ブロックに藻が生え始めてたわ。
海中の季節は陸上と比べて遅れて進むとは言うけど、
少しずつ暖かくなり始めたのかな。
変化は見つかるけど、その変化の中でどう対応したらいいのかが分からないのが辛いところ。
最初に釣れるまでが遠いなぁ…。
アディオス