いつぞやに書いた、お気に入りの時計
セイコープレザージュ(SARX055)……
…が、遅れ始めたので、保証が生きているうちにオーバーホールに出してみました。
不調になったプレザージュの症状は…
→一週間で約一分遅れるようになった
時計を購入した時は、2週間で1分ほど進んでいたんですが、
ここ一ヶ月ほどは、一週間で一分ほど遅れるようになっていました。
進むのは別にいいけど、遅れるのは困るぜ…
ということで、セイコーにオーバーホールをお願いすることに。
セイコーのオーバーホール手順は…
セイコーの場合、購入店に持ち込まなくても、ネットからオーバーホールを申し込めます。
申し込みサイトでは、
品番→機種選択→修理箇所入力→症状入力…
といった感じで、必要事項を入力すればOK。
順を追って入力していくので、パソコンでもスマホでも簡単に入力できるかと思います。
この後は、
発送キットの到着
→キットを使って時計を発送
→修理してもらう
→返送された時計を受取り
という流れになので、順を追って説明します。
時計発送キットの到着→発送手続き
さて、申込みサイトからオーバーホールを申し込みますと、
SEIKOから、時計発送キットが届きます。
キットの中には、発送用の箱、発送用伝票、説明用紙などが入っています。
※私はヤマト運輸を選択したので、ヤマトさんの伝票が入っています。
時計の梱包&発送方法を簡単にご説明
説明用紙は入ってるんですが、発送方法を簡単にご説明。
畳んである箱をささっと組み立てまして、
時計のバンドの内側に厚紙(付属品)を入れて、カチャカチャと動かないようにします。
時計の準備ができたら、箱の中にスポンジ(付属品)を入れて、時計を入れまして、
さらに上にスポンジを置いて、その上に保証書を置きます。
※スポンジで時計を挟むようになります。
あとは、こちらも附属の紙袋に入れて、お近くの営業所orコンビニから発送すればOK。
時計が到着したら、あとは修理完了を待つだけ
さて、上に書いた方法で時計を送ったら、2日後くらいに「到着確認メール」が入りまして、
さらにそれから数日すると、「修理開始メール」が届き、オーバーホール作業に入ったことを教えてもらえます。
ちなみに、セイコーから届くメールに記載されているURLからも、修理状況を確認することができます。
さて、ここまでのスケジュールですが、
私の場合だと、
・時計到着→11月17日
・修理開始→11月18日
・修理完了→12月2日
といった感じでしたので、概ね2~3週間程度はかかるのかな、という感じ。
オーバーホール完了→返送。オーバーホールの内容は?
さて、時計を預けて約2週間…
ようやく時計が手元に帰ってきました。
ということで、どんな修理を受けたのか確認してみましょう。
外装の細々した傷は、洗浄で対応してもらっています。
これは、私が申し込んだときに、ケースやバンドをオーバーホール対象にしなかったからかと思います。
※傷も時計の歴史の一部だと思ってるんでね。
続いて、肝心のムーブメントですが、
「交換」
となっています(笑)
噂には聞いていましたが、中身が丸々変わって返ってきました。
プレザージュのムーブメントは、そこそこハイグレードとはいえ、普及機の6R15。
分解清掃するよりも、丸ごと交換した方が楽だしお安いんでしょうか。
あと気になったのは、「磁気帯び」
0.4mT(ミリテスラ)の磁気を帯びていたようで、脱磁処理をしてもらっています。
電気製品から離して保管していたんですけど、磁気帯びしちゃってたのが少しショック…。
心当たりといえば、仕事で時計を着けてパソコンを使う時間が長いからかな。
とはいえ、パソコンを使わないわけにはいかないから、どうすりゃいいんだよ…。
修理明細書は保証書になるから、無くさないようにね
さて、修理内容が記載された修理明細書ですが、
新たな保証書になるようなので、無くさないように保管しておきましょう。
ムーブメント交換を有償でお願いした場合、約25,000円かかるので、大事な書類ですよ。
1年以内の故障なら、保証書をしっかり活用しよう
ということで、無事にオーバーホールを受けることができたプレザージュ。
修理代金はもちろん、往復の送料も無料なので、
保証書があれば、完全無料でオーバーホールを受けられることが分かりました。
磁気帯びが気になるところではありますが、
かなりお気に入りの時計なので、大事に使っていこうと思います。
アディオス(`・ω・´)