CVTフルードって、こんなに大事なオイルだったのね。
ホンダのCVT舐めてましたごめんなさい。
フィット(GK3)を車検に出しまして
今回、奥さんのフィット(昨年中古で購入)を車検に出しまして。
提示された整備内容は、
・車検整備(光軸調整、サイドスリップ調整などなど)
・ブレーキのシール類交換
・アライメント調整
・エンジンオイル交換
・CVTフルード交換
といった感じ。
当初想定してた予算を若干オーバーしたけど、整備内容に納得いったのでこれでお願いしました。
車検から帰ってきた車が、別物みたいな乗り味になってた衝撃
奥さんがお店から車を乗って帰って、翌日私がフィットを運転したわけなんですが、
走り始めてすぐに、大きな衝撃を受けた。
発進の出足が凄いトルクフルかつダイレクトで、
巡行中のアクセルの踏み込み量も少ないし、
走行中の加速も楽々
特に、停止時からの発進のトルクとダイレクト感が向上したのが一番驚き。
今まで不満だった、
「アクセルを踏み込む→エンジンの回転だけが上がる→加速する」という、CVT特有の加速のタイムラグがかなり改善されたので、運転がめちゃくちゃ楽になった。
1,300ccのフィットでも、そこそこちゃんと走るのね。
ちなみに、この変化は奥さんも感じていたようで、
「車検からの帰りに、乗り味が違うから驚いた」
って言ってたんで、変化が起きたのは間違いないでしょう。
フィットのCVTフルードが劣化してた?
じゃあ、この変化がどうして起きたのか…と考えると、
十中八九、CVTフルードを変えたおかげじゃないかと。
我が家のフィットの走行距離は、約45,000km
対して、ホンダが推奨するフルード交換の頻度は、40,000kmごと。
丁度、交換のタイミングだったわけね。
交換前の乗り味から察するに、フルードが劣化したせいで、CVTがかなり滑っていたんだろうね。
そのタイミングで新品のフルードに交換したから、本来のCVTの働きができるようになって、一気に乗り味が変わったんだろうな、と。
だとしたら、今まで本来のホンダ製CVTの乗り味を勘違いし続けていたということか…。
正直、フルードの交換前までは
「いくらホンダといえど、やっぱCVTは嫌いやわ」
と思ってました。
ホンダさんごめんなさい。
しっかりダイレクト感があって乗りやすいです。
自分の車(アクセラ)のATの方が好みの乗り味だけど、このCVTなら、乗れと言われても普通に乗れます。
走行距離が伸びてきた・CVTの乗り味に不満がある
→フルード交換をお勧め
・走行距離が伸びてきた(交換推奨距離が近づいてきた)
かつ、
・アクセルを踏んでから加速するまでにタイムラグがある
・アクセルを踏んだ時のダイレクト感が薄い
等々、CVT特有の乗り味に不満が出てきた人は、CVTフルードの交換をお勧めします。
乗り味や燃費がかなり改善されるかもよ。
ちなみに、
CVTフルードは、あまりに劣化すると交換だけでは済まなくなる※ため、
メーカーの推奨距離ごとに交換することを強くお勧めします。
※劣化が進み過ぎた状態で交換をすると、定着していたスラッジが内部で拡散されて、オイルラインを塞ぐかもしれないから。
※劣化が進み過ぎると、CVTの内部洗浄が必要になるぞ。
CVTフルードとかって、交換頻度が低いからついつい忘れがちになるけど、
メーカーの指定通りに消耗品を交換することが、一番コストをかけずに車を長持ちさせられるってことでよろしく。
ちなみに、走行距離が浅いのにCVTのフィーリングに不満がある…って人は、
MTかステップAT車に乗り換えましょう。
アディオス