メジャークラフトさん、新製品のページがさらっとしすぎ。
なんか、めちゃくちゃ魅力的な商品が出るみたいなので、
気になるモデルをピックアップ。
メジャークラフト新製品 5Gとは?
HP上に突如現れた、「5G」の文字。
※画像出典:メジャークラフトHP
よくよく見ると、5GRADEシリーズだって。
なんだそれ…。
5Gシリーズのポイント① トレカ®T1100Gの採用
トレカ®︎T1100Gという、高性能なカーボンシート(カーボン繊維)を使ってるんだってさ。
ちなみに、トレカ®T1100Gについてざっと調べてみると…
トレカ®︎T1100G→東レが製造する、高機能な炭素繊維製品。
これに、こちらもよく聞く「ナノアロイ®」技術を用いた樹脂を組み合わせて作られたのが、トレカ®プリプレグ(≒ロッド用カーボンシート)。
トレカ®プリプレグの物性表を確認したところ、使用炭素繊維欄に「T1100GC」と記載された商品が3点あったので、
5Gシリーズにも、このいずれかが使われているんでしょうか。
※参考:東レ(株)HP
5Gシリーズのポイント② R360構造の採用
こちらは、メジャークラフトさん独自のロッド製法の話。
カーボR360構造→カーボンシートを縦・横・斜め・斜めに巻きあげて、ロッドを作り上げる技法…らしい。
今までの、出来上がったブランクにカーボンをX状に巻き付けてロッドを強化する製法(≒クロスフォース)とは異なり、ブランク自体の製法から見直したって感じでしょうか。
クロスフォース≒シマノのハイパワーXやダイワのブレーディングXなら、
R360製法≒シマノのスパイラルXやダイワのX45みたいなポジションの技術…かな。
※ブランクの製法≠ブランクの強化方法という意味でね。製法は違うよ。
新しい技術について、ネットで拾える範囲で考えられるのはこの辺までかな。
5Gシリーズのラインナップは
・CROSRIDE(クロスライド)
・EGIZAUST(エギゾースト)
・鯵道(Aji-Do)
・GIANT GILLING(ジャイアントキリング)
鯵道以外は、かつて聞いたことのあるモデルがモデルチェンジ(グレードアップ)する感じでしょうか。
そしてこの中でも、私が気になったのは、
クロスライドと鯵道の二本。
※エギングとオフショアの釣りはやらないから。
21クロスライド(CROSRIDE)5G
※画像出典:メジャークラフトHP
クロスライドといえば、メジャークラフト設立から10周年(2012年)の時に生まれた、
メジャークラフトのフラッグシップモデル…のはず。
それが、5Gシリーズのショアジギングロッドという形で再登場。
スペック的には、
・R360構造(=新しいブランク製法)の採用
・東レ トレカT1100Gカーボンの採用
・SiC-Sガイドリングの採用
という、新しい&高スペックな文言がちらほら…。
そして気になるお値段は、
定価、23,000円~28,000円
安っ!!!
いや、メジャークラフトにしては高いけど、それでも安いな。
定価で、エヌワンとほぼ同じくらい?
鯵道(Aji-Do)5G
こちらも、クロスライド同様に、
トレカ®T1100GとR360構造が採用されているほか、
チタン製シングルフットガイド+SiC-Sガイドリング採用という、なかなかなハイスペックさ。
そしてお値段、20,000円~23,000円(定価)
いや、だから安いな!
高いけど安いよ!
何処でコストカットしたら、この値段で提供できんの…?
※鯵道5G買いました⇒衝動買い メジャークラフト・鯵道5G(AD5-S682M/AJI)の1stインプレ
ちなみに、エギング用のエギゾーストにはカーボン製ガイドフレームが使われています。
意味わからん。
メジャークラフトのラインナップって、これからどうなるんだろう
と、新しいシリーズが安定のハイコスパっぷりのメジャクラさんですが、
ロッドのラインナップ方法が変わってたのが意外というかなんというか…。
メジャークラフトって、各ブランドごとにショアジギング・シーバス・ライトゲーム…等々の釣種別モデルを展開していたのに
例:ソルパラのショアジギング、シーバス、メバル、アジモデル…等々
今回の5Gシリーズでは、釣種別にロッドのブランドを展開してきましたね。
これって、他のメーカーと同じような方法だと思うんですけど、メジャークラフトも同じようなブランド展開にしていくのかね。
そうなると、既存のブランドはどうなるの?
それとも、「5Gシリーズ」という、一つのブランドの扱いで行くのか…
ちょっと、注目してみようと思います。
久々に、メジャークラフトのロッド使いたいなぁ。
釣りを始めた頃の、純粋なワクワクした気持ちになれる気がする。
アディオス(`・ω・´)ゞ