ロッド選びの際に確認する、番手の表記。
釣りを始めた頃にはこの番手の読み方が全く分からず、なんなら適当にロッドを買ったこともりました。
そこで、今回は初めてロッドを買う方に向けて、番手の読み方を書こうかと。
ちなみに、今回書くのは私が使ったことのあるシマノ・ダイワ・メジャークラフトに絞って書きます。
まあ、その他のメーカーも似たような読み方なんで、参考になればと。
シマノ製ロッドの番手
シマノのロッドの場合、
・スピニング/ベイトの区別
・長さ
・硬さ
・(機種によっては)チューブラー/ソリッドの区別
が、順番で表記されてます。
例えば、
上のロッド(エンカウンター)の場合、
S96MH
と書かれていますが、
S(スピニング)96(9.6フィート)MH(ミディアムヘビー)
という意味になるわけです。
※2017年くらいまでは、長さが3以上の表記(906MH、1006MHなど)でしたが、最近のモデルは、間の「0」が抜けた表記になっています。
例:9.6フィートの場合 (旧)906MH→(新)96MH
ちなみに、ライトゲーム用ロッドなどでは、チューブラーティップとソリッドティップのモデルがあったりしますが、そういったロッドの場合、語尾に
-T(チューブラー)
-S(ソリッド)
の記載がありますので、参考までに。
ダイワ製ロッドの番手の読み方
続いてダイワ。
まあ、シマノとほぼ一緒なんですけどね。
基本的に、
・長さ
・硬さ
・(機種によって)チューブラー/ソリッドの区別
の順に記載されてます。
写真のロッド(月下美人76L-T)の場合、
76(7.6フィート)L(ライト)-T(チューブラー)
となるわけです。
メジャークラフト製ロッドの番手の読み方
最後はメジャークラフト。
私が最初に買ったルアーロッドだったんですが、ホントに英数字の意味がわからなかった…。
メジャークラフトの場合、若干独特な表記が交じるんでちょっと小分けに書きます。
基本的には
モデル名・(機種によっては)チューブラー/ソリッドの区別・長さ・継ぎ数・硬さの順で記載されてます。
例えばファーストキャスト(メバリングモデル)FCS-T732Lの場合
FCS(ファーストキャスト)
−T(チューブラー)
73(7.3フィート)
2(2本継ぎ)
L(ライト)
という意味に。
また、
N-ONEのスーパーライトショアジギングロッドの場合
NSS(エヌワン)
−90(9.0フィート)
2(2本継ぎ)
SSJ(スーパーライトショアジギング)
という意味になります。
メモ:メジャークラフト・各モデル名の表記
先に書いたとおり、メジャークラフトのロッドの番手表記にはモデル名が入ります。
ということで、モデル名の一覧を書いておこうかと。
現行モデル
・N−ONE(現行) ⇨ NSS−
・トリプルクロス(現行) ⇨ TCX−
・クロステージ(現行) ⇨ CRX− ※クロスフォースのX?
・ソルパラ(現行) ⇨ SPX−
・ファーストキャスト ⇨ FCS−
・X−RIDE ⇨ XRS
旧モデル(廃盤モデル)
・クロステージ(初代) ⇨ CRS−
・クロステージ(二代目) ⇨ CRK− ※KガイドのK?
・ソルパラ(旧型) ⇨ SPS−
・スカイロード(廃盤) ⇨ SKR−
ざっっっとこんなもんでしょうか。
番外編:メジャークラフトのエギングロッドの番手
さらにメジャクラの番外編。
メジャークラフトロッドのうち、エギングロッドは硬さがEL・E・EHの表記になってます。
※新型のエギゾースト5Gは除く。
最初はなんじゃこれ…って思ったんですけど、これは単純にEをMに読み替えたので大丈夫です。
E=ミディアム
EL=ML(ミディアムライト)
EH=MH(ミディアムヘビー)
な感じで。
※多分、EはエギのEじゃないかと。
ロッド選びの参考になれば…
ということで、ロッドの番手についてざっと書いてみました。
ごくごく簡単にまとめると、数字が長さ、アルファベットが硬さと覚えておけば大丈夫です。
簡単にでも理解しておけば、自分に適したロッドを選ぶことができるかと思いますので、ロッド選びの参考になれば幸いです。
アディオス