→結論:ショックリーダー専用のラインを買った方が良い。
ということで、実際に使ってみての感想を少々。
普通のナイロンライン(GT-Rウルトラ)を、ショックリーダーに使ってみようかと
ということで用意したのが、こちらのライン。
サンヨー アプロード GT-Rウルトラ(30lb)
このラインを選んだ理由としては、
・根ズレに強いラインにしたかった
・ナイロンラインにしては珍しく30lbのものがある(50lbまでラインナップされてる)
・100m1,500円というお値段が素敵
という点。
というのも、私が行く頻度の高い某サーフは、沖合に根があるためか、数時間釣りをするだけでショックリーダーがまあまあボロボロになる。
上の写真は、そのサーフで2時間ほど釣りをした後のもの。
見た目にも傷が入ってるし、手で触ってもザラザラなのが分かるし、結構ラインには厳しい環境なのかも。
ということで、
そもそも根ズレに強く、
頻繁に巻き替えてもお財布へのダメージが少ないGT-Rウルトラに白羽の矢が立ったというわけですわ。
GT-Rウルトラをショックリーダーに使ってみた感想は
ということで、GT-Rウルトラを暫く使ってみましたよ。
お恥ずかしいことに、魚なんかロクに釣れてないけど、使い勝手などで少々考えることがあったので、感想として少々。
GT-Rウルトラの(ショックリーダーとして)Goodな点
→耐摩耗性は確かに強そう。
これは確かにそうかもしれない。
GT-Rウルトラは、ナイロンリーダーに比べて少々硬め&表面がツルツルとしているから、見た目にも傷は入りにくそうなんだけど、
実際に使ってみても、傷の入りにくさは実感できた。
これは嬉しい結果だな。
GT-Rウルトラの(ショックリーダーとして)Badな点
・結束強度を出しにくい
これは、耐摩耗性と表裏一体というかなんというか…。
前述のとおり、GT-Rウルトラは、ナイロンラインにしては少々硬め&表面がツルツルしているから、PEラインと結束した時に締め込みにくいと感じた。
私はPEラインとショックリーダの結束には「キングノット」を使っているけど、
※キングノットのやり方→ショックリーダーの結び方って何使ってる?→私はキングノット
最後の締め込みをする時に、「ズルズルズル…」と解けてしまって、締め込みに不安を覚えたことがちらほら…
まあ、最終的には締め込みまでできるんだけど、
思いっきり引っ張られたら解けてしまうんじゃ…という不安がつきまとった…かな。
※実際には、根掛かりを思いっきり引っ張っても大丈夫な結束強度は出てたんで、大丈夫は大丈夫だったんだけど、なんとなく不安だった。
ショックリーダー専用のラインの場合だと、ラインがしなやかで潰れやすいから、結束部分の強度がより出しやすいのかな、と感じた。
Goodな点とBadな点を比較した結果、私の中の答えは
ショックリーダー専用のラインの方が良い(使いやすい)
やっぱり、「結束のしやすさ(=結束強度の出しやすさ)を優先したいな」と感じたので、素直にショックリーダー用のラインを使おうという答えに行きついた。
そもそも、ショックリーダー専用のラインはラインをしなやかにする添加剤が多く含まれている(らしい)ので、使いやすいし、結束強度を出しやすいのは当たり前の話なんだろうけど、
実際に使い比べてみると、その違いを顕著に感じることができた。
まあ、GT-Rウルトラがちょっと特殊(?)というのもあるかもしれないけど、
現状の答えとしては「素直になるのが一番」ということで。
GT-Rウルトラの他に、デュエルのカーボナイロンなど、使ってみたいラインはいくつかあるので、使いやすそうなラインがあったらまたお伝えしようかと。
ちなみに、私がショックリーダーとして使っているのは、
GT-Rシリーズを出している「サンヨーナイロン」の「ナノダックス」シリーズ。
長らくフロロリーダーは使ってないけど、
久々にフロロリーダーを使ったら、また新しい発見でもあるのかも。
アディオス