一周回って、結局これが一番使いやすい。
…と思う、おススメプライヤーのお話。
シマノ・アドバンスドプライヤーRH
シマノのアドバンスドプライヤーの、先端がスプリットリングオープナーになっているタイプ。
さらに言えば、私のやつはフッ素コーティングされたやつです。
お値段は約3,000円と、少々しましたが、錆に強いならとこちらをチョイス。
ちなみに、普通のステンレスタイプなら2,300円ほどだったと思います。
アドバンスドプライヤーのサイズ感などは…
サイズ感としては、手にすっぽりと収まるくらいなんで、結構コンパクト。
魚のフックを外す時は
「もう少し長さがあればなぁ…」
と思うこともありますが、特に不満に感じるほどでもなく、使いやすいサイズ感だと思います。
グリップ部分にラバー(樹脂?)があるおかげで、冬でも冷たくならないし。
ちなみに、真ん中にスプリングが付いているので、手を離すと自動的に開いてくれます。
私的にはこの方が使いやすいので、この機構はGood。
また、ロック機構も付いているので、バッグやフローティングベストに収納する時は、閉じたままにすることも可能ですよ。
特にお勧めしたいポイント:スプリットリングオープナーが使いやすい
RHタイプは、先端がスプリットオープナーになっているんですが、
適応サイズは、#1~3
実際に使ってみると、
#1のリングでも、
#3のリングでも、楽々開けられます。
そして、これが単に開けやすいだけではなくて…
リングを開けた時に、リングがしっかり真横を向いてくれるのが、(個人的に)嬉しいんですよね。
このおかげで、ルアーフックの交換がとてもやり易くなりました。
…意味がわからない?
じゃあ、他のプライヤーと比較してみますよ。
ダイワ・プライヤーV 150Hと比較してみる
比較対象として、ダイワ・プライヤーV 150Hを出してみます。
こちらのプライヤー、サイズはほぼ同じで
#1のリングも、
#3のリングも、問題なく開けられます。
ただ、シマノのプライヤーと比較すると…
開いた時のリングの角度が若干違うんですよね(両方とも#3のリング)。
シマノの方が、真横近くまでリングを起こせられるのに比べて、
ダイワの方は、リングが斜めになっているのがわかるでしょうか。
シマノもダイワも、手で補助してリングを起こしてはいるんですけど、
それでも、結構な角度の差ができるわけで。
そして、このリングの傾きの差が、フック交換のやり易さを左右したように感じました。
恐らく、リングオープナーの爪の形状がこの差を生んでいるんでしょうけど、
ここはシマノの方が使いやすかったかなー。
ただ、
ダイワのプライヤーは、堅牢な作りが素敵。
リングオープナーの形状と、自動で開く機構の二点で、私はシマノのプライヤーを使うようにしましたが、
ダイワのプライヤーもモノは良いからね。
その辺はお好みで。
ちょっといいプライヤーが欲しいなら、アリだと思います。
・スプリットリングオープナーが使いやすい
・スプリングで自動で開く(ロック機構付き)
・コンパクトなサイズ感(良し悪しはあるけど)
・樹脂グリップで、冷たくないし滑らない
・大体の釣具屋で売っている
・2,000円台で買える
この辺から考えると、かなり良いプライヤーじゃないかと。
2,000円くらいのノーブランド品を買うなら、シマノのプライヤーの方が使いやすいと思うし。
あと、シーバスルアー用のトレブルフックやジグヘッドを処分する時に、このプライヤーを使ってフックを曲げたんですけど、
力を入れて握っても、捻じれるような方向に誤って力が入っても、プライヤーにガタが出ることは無かったので、強度も十分だと思います。
このプライヤー、コスパ良いと思うぞ。
アディオス(`・ω・´)ゞ