中古釣具店に持ち込むのが一番楽だけど、フリマサイトに出す方が高く売れる。
手間を取るか、価格を取るか…
で、価格を取る時に使っているフリマ(オークション)サイトの話。
釣具を売る時に使うのは、ヤフオク!とPayPayモールの二つ
フリマ(オークション)サイトは数あれど、私が使っているのは
・ヤフオク!
・PayPayモール
の二種類。
ラクマは使ったことが無いけど、今使っているサイトに不満が無い&楽天関連のサービスを使っていないから、使ってない。
メルカリは民度が低いから嫌い。
というわけで、ヤフオク!とPayPayモールのメリット・デメリット、使い分けなどをご紹介しようかと。
ヤフオク!のメリット・デメリット
まずはヤフオク!から。
ヤフオク!のメリット
・ユーザー数が多い
・オークション形式かつ即決価格を決められる
・運送会社と連携した匿名送付システムが便利&送料がお得
・送料負担者を選べる(出品者負担or落札者負担)
こんな感じかと。
特に、ユーザー数が多いっていうのは多きなメリットに感じてます。
当然ながら、ユーザーが多ければ多いほど購入される確率は上がるし、需要の少ないような釣具でも売れたりしますし。
PayPayモールに出品しても売れなかったけど、ヤフオクに出品したら売れたっていうこともあったので、両者のユーザー数にはまだ差があるんだろうな、と。
この辺、さすが老舗のオークションサイトだな、と。
ヤフオク!のデメリット
・出品手数料が高い!
この一点。
ヤフオク!の出品手数料(落札時の手数料)は、Yahoo!プレミアム会員で8.8%(会員以外は10%)と、結構な価格。
これが結構痛い。
手数料+送料を考えると、思ったよりも高い値段を付けられなかったりするので、ジレンマを感じることがあります。
特に、高いリールやロッドを売る時はこれが顕著で、
ハイエンドタックルを売るだけで、下手したら5,000円くらい手数料を取られたりするから、「やってらんねぇ!」ってなる。
というか、消費税が上がったタイミングでさらっと手数料値上げしてんじゃねぇよ。
PayPayモールのメリット・デメリット
続いてPayPayモール。
PayPayモールのメリット
・手数料が安い
・運送会社と連携した匿名送付システムが便利&送料がお得(ヤフオク!と同じ)
・フリマ形式だから、すぐ売れることもある
PayPayモールは、手数料が安いのが一番大きなメリットだと感じてます。
ヤフオク!の手数料が8.8%なのに比べて、PayPayモールは5%。
数あるフリマ・オークションサイトの中でもダントツで安いんじゃないかと。
これだけ手数料が安いと、
・ヤフオク!と同価格で出品 →手元に入る売り上げが増える
・ヤフオク!より安価に出品できる →購入されやすくなる、安く提供できる
という、二通りのメリットがあるので、非常にありがたい。
PayPayモールのデメリット
・送料負担は出品者で固定
・価格が固定(フリマ形式)
・キャンペーンがヤフオク!に比べて弱い
・ユーザー数がまだ少ない
・値下げ交渉が鬱陶しい
使い勝手でヤフオク!と一番違うと感じるのは、送料の扱い。
ヤフオク!は送料負担者を選べますが(出品者負担or落札者負担)、PayPayモールでは出品者負担一択になっています。
なので、手数料+送料の合計額を考えて出品しないと、下手したらヤフオク!より損することもあるので、頭の中で電卓を叩く必要があるわけです。
あと、キャンペーンがヤフオク!に比べて弱いかな。
PayPayモールは基本的に5%オフクーポンが週末に配布されるくらいですが、
ヤフオク!はもっと割引率の高いクーポンが配布されることがあるので、落札者・出品者ともに非常にありがたい。
ヤフオク!とPayPayモールの使い分けは…
価格+送料の総額を天秤にかけて考えるんですが、基本的に
・ルアー・リール(送料が安いもの) →PayPayモール
・ロッド(送料が高いもの) →ヤフオク!
という使い分けをしています。
送料が安いものはPayPayモール
例1:ヴァンフォードを20,000円で出品したい場合
・PayPayモール → 20,000円 × 0.95 – 600円(送料)=18,400円(利益)
・ヤフオク! → 20,000円×0.912=18,240円(利益)
と、PayPayモールの方が利益が大きい。
更に言えば、落札者の負担額は、
PayPayモール →20,000円
ヤフオク! →20,000円+送料(約600円)
となるので、PayPayモールの方が有利。
例2:ルアーセットを1万円で出品したい場合
・PayPayモール → 10,000円 × 0.95 – 170円(送料)=9,330円(利益)
・ヤフオク! → 10,000円×0.912=9,120円(利益)
こちらも同様に、PayPayモールの方が利益が大きいかつ、落札者の負担が小さい。
なので、PayPayモールの方が出品しやすいと考えるわけです。
送料が高いもの(ロッド)は、ヤフオク!
例1:ロッドを20,000円で売りたい。
・PayPayモール → 20,000円 × 0.95 – 1,600円(送料)=17,400円(利益)
・ヤフオク! → 20,000円×0.912 =18,240円(利益)
出品者負担の送料が増える分、PayPayモールの利益が下がるので、ヤフオクの方が利益が大きい。
ただ、落札者の負担額が20,000円+送料となるのは悩ましいところ。
なので、利益を取りやすいのはヤフオク!だけど、相場と相談しながら
ヤフオク!で送料落札者負担
ヤフオク!で送料出品者負担(基本的に選択しない)
PayPayモールで出品
の三択の中から、落札のされやすさと利益を天秤に掛けて、ベストアンサーを探しています。
損益分岐点を考えながら、利用するサイトを考えよう
ヤフオク!とPayPayモール、メリット・デメリットがありますが、
手数料が安い分、PayPayモールの方が利益を出しやすいし、安く提供する環境は整えやすい。
ただ、実際に出品する場合は、
いくらで売るか
というよりも、
いくらの利益を確保するか
を中心に考えると思うので、売るものの価格、送料、相場等々を考慮しながら、一番有利なサイトを使うのがよいかと思います。
最後は投げやりな感じになったけど、せっかくいろんなサイトを活用できるのなら、一番上手いこと使えるようにしたいな、ということで。
アディオス(`・ω・´)ゞ