釣行 コルトスナイパーSS(S96M)の試し投げ&1stインプレ

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2021年・年末セール唯一の戦利品。


シマノ製品が値上げする前に…ね。






コルトスナイパーSS(S96M)のインプレだぞー

年末セールで、「コルトスナイパーBB+ちょい」くらいのお値段で手に入れた、コルトスナイパーSS(S96M)




使ってみての第一印象は、


・そこそこ軽い

・DPSシートが好きじゃないけど、グリップの太さはちょうどいい(太すぎない)

・リールシートのネジをあと1cm切ってくれ(リールを入れにくい)

・ジグを動かす時に、ちょっとダルさを感じる

ロックネジが外れるまで緩めないと、リールが入らんのよ。


シマノロッド×シマノリールのくせに。







続いて、コルトスナイパーSSのスペック的なところを


・自重:225g

・キャストウェイト(ジグ):MAX60g

・キャストウェイト(プラグ):MAX45g

・適合ライン(PE):MAX2.5号





ブランクは、スパイラルX+ハイパワーXのダブルX構造。



スパイラルXが使われているなら、安心して使えますね♪(アフィブログ風)




アホか。





ちなみに、

スパイラルX構造になっているのは、バット部分(#2~#1の根元付近)までだと思われる。



上の写真のとおり、#1の途中からカーボンの巻きが違っているのが見て取れるし、



カーボンの巻き終わりも、結構スパッと見えたりする。




まあ、だからどうしたって話ではあるけど、



実際に使ってみると、ジグの操作時に若干のダルさは感じる(ワールドシャウラ比)から、カタログスペックから過度な期待はしないように






コルトスナイパーSS(S96M)で、いろいろ投げてみよう

続いて、キャストした印象をば。



まずは、メタルジグ

メジャークラフト・マキジグ(40g)


丁度良い。なんなら、もう少し重いのもいける。



キャストの時に重さを乗せて、ロッドの反発を使いやすくなるのは40g~という印象。



30gでも投げられるけど、30g以下だとキャストスピードを上げることを意識した方がいいかな。





続いて、熱砂・メタルドライブ(32g)



問題ない。普通に使えます。



(季節によっては)青物も混じるサーフに行くことが多いから、ここでも使えるな。


というか、メタルドライブが想像よりも飛んだことに驚きだわ。





ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR(26g)


名前が長いよ。




投げ感としては、ちょっと無理はあるけど、投げられるのは投げられる。



ただ、大味な投げ心地というななんというか。



「ショアジギロッド×シーバス用プラグ」はちょっと無理矢理感が否めない…けど、

十分な飛距離は出せるし、操作感(ルアーの動き)も感じ取れる。




青物も釣れる、でお馴染みのセットアッパー125S-DR「使える」判定としよう。






あえてコルトスナイパーSSを選んだ理由と、SSのお勧めポイント

まあ、この辺まではよく見る話だし、何となく想像できていたことだけど、


じゃあ、なんで今回、あえてコルトスナイパーSSを買ったのかという話。



BBじゃ物足りないから?

XRは高かったから?


ノンノンノン



理由はココにある。





コルトスナイパーSSの、「ちょっと短い」リアグリップが使いやすい

コルトスナイパーSSの特徴はこのグリップ長にあると思っていて、

さらに言えば、この特徴がSSをあえて買う理由になった。




まず、シマノHPからショアジギング用ロッドのリアグリップ長(リールシート位置)を読み解くと、


・コルトスナイパーBB(96M):468mm

・コルトスナイパーXR(S96M):477mm

・コルトスナイパーSS(S96M):450mm



と、SSのリアグリップは、他のシリーズに比べて20mm前後短い




さらに、実際に測ってみると、

リールフット~グリップエンドまでの長さが、約440mm(44cm)といったところ。





この長さが絶妙に使いやすくて、

ルアー(ジグ)を操作する時に、グリップを脇に挟めるだけの長さは確保されているけど、





腕を伸ばすと、ロッドエンドが脇やフローティングベストに干渉しない




これの何が良いって、


ルアーを回収してからキャストに移るまでの間に、ロッドが体(+ベスト)に干渉しないから、

ルアー回収→キャストの動作がめっちゃスムーズ





「いや、そんなことかよっ」

って思うかもしれないけど、これが本当にノンストレスなのよ。




ジグをキャスト→回収→キャスト…を延々と繰り返すショアジギングの中で、

「体をちょっと曲げて、ロッドエンドを避ける」

という、毎回訪れるちょっとした動作が無くなるってのは、大きな違いだった。





以前、エンカウンターでショアジギングをした時に、リアグリップの長さの重要性を考えたことがあったけど

【1stインプレ】エンカウンター(S96MH)は、ショアジギングロッドとしてお勧めできる?

エンカウンターS96MHのリアグリップ(リールシート位置:410mm)

今回、コルトスナイパーSSを選んでみて、


「リアグリップの長さで、ロッドの使い勝手がここまで変わるものか」


ということを改めて実感した。





カタログスペックから読み取れないことは沢山あんだね。






Q.コルトスナイパーSSはどんな人におススメ?

A.ロッドの操作性を優先したい人です



自分が使って感じたのは、パワーファイトというよりは、操作性優先の使い心地かなーという印象




なので、

(極端に言えば)シーバスロッドの延長線上で使えるようなショアジギロッドを探している人は、コルトスナイパーSSを検討する価値があると思った。





少なくとも、


「BBからのステップアップにいいですね♪」

「XRまでは要らないけど…という方は、SSがいいですね♪」


みたいな、ネット上に転がっている「使ってもない人の適当な謳い文句」に踊らされてSSを買うと、使い勝手に違和感を感じるかもしれない。





あと、


「SSを買うなら、もうちょっと予算を足してXRを買った方が良い」


というのも、ちょっと違う気がした。



コルトスナイパーSSは、良くも悪くも(?)ちょっと特徴的なショアジギロッドなんで、どこで買うにしても、お店で触ってから買うことをお勧めします。






コルトスナイパーSSに関する補足的なもの

グリップの長さは、長ければ良いってもんじゃないし、短けりゃいいってもんでもない。

適材適所、丁度いいバランス人それぞれの使いやすさってもんがあるから、

「長いグリップ=使いにくい」と勘違いなさらぬよう。






シーバスロッドの延長線と書いたけど、あくまでキャストの操作性の話だかんね。

ロッドのゴツさや重さ、扱えるルアーウェイトはショアジギングロッドのそれだから、変な勘違いをなさらぬよう。





SSと似た操作性のロッドとして、ラグゼのコヨーテSも考えたけど、お値段からコルトスナイパーSSをチョイスした。
人と違うロッドがイイっていう人は、コヨーテシリーズも触ってみよう。





BB→SS→XR(→エクスチューン)と、お値段に比例して性能も上がるので、
私が書いた「操作性」の部分をそこまで重要視しないのなら、予算内で買える最上級のシリーズを買うことをお勧めするよ。




これくらいかな。





まだそんなに使ってないから、あんまり偉そうなことは言えないけど、
自腹を切って使ってみて感じたことがあったのでね。



コルトスナイパーSSを検討している人の参考になれば。






アディオス

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