ボーダレスシリーズの汎用性は非常に高いが、
ライトゲーム用のラインセッティングで、シーバスルアーを投げちゃダメ、絶対。
使用タックル
・ロッド:23ボーダレスBB(380M-T)
・リール:23ストラディック(C2500SXG)
・ライン:アーマードF(0.6号)+ナイロンリーダー(8lb)
メバルを釣りたかったから、細めのラインにしてたんだが、これが後々裏目に出るとは…。
朝マズメから、メバルでも釣れないかと期待して…
前回(といっても1か月前)の釣行で、メバルがちょろっと釣れたし、今回も釣れないかなーという淡い期待をもっての釣行。
2gくらいのジグヘッドリグを中心に、防波堤をランガンするけど、アタリというアタリは無い。
テトラの近くとかを通してみてもダメだし、近くでライトゲームロッドを振り回している人にもアタリは無さそうだし、今日も渋いのかなー。
前釣れたからといって、同じようにいかないのが、釣りの難しい所というか何というか…。
メバルに見切りを付けて、シーバスルアーでも投げてみようかと
帰らなきゃならん時間も近づいてきたし、ボーダレスBBの使い勝手でも試してみるか、
ということで、シーバスルアーでも投げてみようかと。
ただ、「試し投げ」をしたいだけなのに、少しでも魚が居そうな場所を探してしまうのが釣り人の悲しい性。
港の入口付近、少し狭くなってミオ筋になっている所に向かって、ルアーをキャスト。
投げたのはサイレントアサシン80S。
ロッドが柔らかいから、重心移動のルアーとは相性がイマイチかなーなんて考えながら、投げて巻いてを繰り返した3回目。
テロテロテロ…と泳がせていたルアーに、ドゴン!というバイト。
ヤバイ、なんか釣れた。
シーバスっぽいなコレ。
どーしようか。タモ持って来てないぞ。
しかもライン細いし。
エラ洗いでもして、バレてくれないかな…。
なんてことに思いを馳せながら周りを見てみると、どうやら海面に近づけそうな場所を発見。
あそこまで誘導して、フィッシュグリップで掴むしかないか。
そう決断して、ゆっくりとシーバスを誘導。
しかし、もう少しで着くぞ…というところで、シーバスさん、急に海底に向かって突っ込む。
や、やめてよぉ…という願いも虚しく、フッと軽くなるロッド。
ああ、ラインブレイクか…。
ショックリーダーの途中から切れてしまったようだ。
ああ、無念。
そして、すまないシーバス。
アサシンは何とかして振り払っといてくれ。
ボーダレスは、魚がかかっても焦らないロッドだ
今回、私にしては珍しく良いサイズの魚を掛けたわけですが、
さかなとやり取りしている間、頭の中には、
コアマンの泉さんがボーダレスでシーバスを釣り上げる動画が流れていたわけです。
「ほーら、ボーダレスだと全然暴れないでしょ。」
「余裕のランディングですわ。」
そう言いながら、颯爽とランディングネットを取り出してシーバスを釣り上げる泉さんの姿。
その姿を思い返せば、
「お、俺やってボーダレス(BB)使ってるから大丈夫や」
と心強くなれたものよ。
まあ、ランディングネット持ってなかったけど。
とはいえ、実際に魚があんまり暴れなかったのは事実だし、
ランディングできるポイントを冷静に探せるくらいの気持ちの余裕はあったから、
この余裕のやりとりは、しなやかなボーダレスのおかげだったのかな、と。
ちなみに、私が掛けたのは(たぶん)50cm少々ありそうなシーバスだったけど、
ボーダレスBB(380M-T)のパワー的はかなり余裕。
バッド付近までロッド全体が曲がるけど、しっかりと魚を止めて、寄せてくれたと思ってます。
まあ、まだ1匹かけただけだからね。
しかも、逃げられたからね。
あんまり偉そうに使い心地は語れないけど、ボーダレスはいいぞ。
釣行メモ
・天候:晴れ
・釣行時間:7時~8時
・潮汐:中潮(7時満潮→12時40分干潮→18時30分満潮)
・ヒットルアー:サイレントアサシン80S
・メモ:防波堤の内側、港入り口付近でヒット。アサシンを投げてゆっくり目にタダ巻き。
とりあえず、ライトゲーム用のラインセッティングで、何となくシーバスルアーを投げるのは止めとこう。
自分も悔しい思いをするし、魚にも悪いことした。
アディオス