究極の選択…
というわけでもないけど、両方使ってみてどっちが良いかなーと思ったので、
少しお話。
個人的にお勧めなのは
基本的にはヴァンフォード。
ただ、パワーが必要になる釣り(ライトショアジギング)では、ストラディックを選ぶかな。
では、そんなことを考えた理由を。
ヴァンフォードを勧める理由は
クイックレスポンスシリーズ独得の「巻きの軽さ」は、ルアー釣りでは強力なメリットになると感じたから。
ヴァンフォードにはヴァンキッシュと同じマグナムライトローターが採用されていますが、
このローター、ストラディックなどのコアソリッドシリーズのローターと比べると、やはり巻きが軽い。
なので、ストラディックに比べると水中のルアーと手元とのダイレクト感が強い。
対して、ストラディック(SW含む)の場合、特に低慣性を狙った形状というわけでもないんで、
どうしても「グルングルングルン…」と、ローターを回している感覚が強くなりがち。
なので、ストラディックは
「ルアーを操作している」
よりも、
「ローターを回している」
という感じになるんで、ルアーの操作性に関しては、クイックレスポンスのヴァンフォードが上手だと感じました。
ということで、
ライトゲームや、小・中型プラグを使ったシーバス釣りなどには、ヴァンフォードが向いているのかな、と思います。
ヴァンフォードの軽量さはメリットと取る?
→メリットには感じるけど、結局はロッドとのバランスだろ
ヴァンフォードの売りといえば、巻きの軽さと本体重量の軽さ
ただ、個人的には、本体の軽さよりもロッドとのバランスが大事だと思っていまして。
例えば、
スコーピオン2382RS-2にヴァンフォードの4000番を合わせると、先重りが強くて
軽けりゃ良いってもんじゃないんだな
と感じました。
※スコーピオン2832は、ロッド単体でも若干先重りのあるロッドだと感じてます。
※写真はストラディックSW
逆に、軽量なライトゲームロッドに合わせてみると、見事に軽さがメリットになったんで、適材適所だな、と。
昨今、どんどん軽量化が進むライトゲーム用ロッド・シーバス用ロッドには、ヴァンフォードが合うのかな。
特に、片手でロッド操作することが多いライトゲームでは、軽さのメリットが際立ったと思います。
ちなみに、ヴァンフォードでライトショアジギングは無理?
→ヴァンフォードも使えると思うけど、積極的には使わないかな。
ライトショアジギングにも使えると思う根拠は、
ストラディックCI4+には無かった、4000XGとC5000XGがラインナップされたから。
新しく登場したこのサイズは、PE2号・3号を200m巻けて、ライトショアジギングに丁度いい。
また、シマノのHP上でも「参考釣種:ライトショアジギング~」となっているので、
小・中型青物狙いにも使える強度になったのかな、という予想。
あと、ヴァンフォードのローターはヴァンキッシュと同じCI4+製のものが採用されていますが、
このローターが21ツインパワーXDに採用されたのなら、ローター強度も十分なんだろうな、と。
ただ、個人的には、青物狙いにはストラディックかな…。
ライトショアジギングにストラディック(無印・SW)を選ぶ理由は
金属製ボディ(HAGANEボディ)の採用と、リール重量。
まず、ボディの強度については、完全に精神的なもの(笑)
20ツインパワーにギャーギャー言っているスぺオタ釣具好きには、ちょっと引いているものの、
やっぱり、メタルボディの心理的な安心感は大きい。
なので、ハードユースが見込まれる釣りには、(半分)メタルボディのストラディックをチョイスします。
※SW4000XGユーザーです
続いて重量についてですが、どちらかというとこちらの方が大きい。
さっきも書きましたが、ロッドとリールとの重量バランスが大事だよねというのが私の考え。
なので、9フィートオーバーの重めのロッド+軽量なヴァンフォードだと、先重りが強くて逆に疲れる気がする。
なので、ある程度重さがあるストラディックを選んだ方がいいのかな、と思うわけです。
ストラディックとヴァンフォード、どちらも良いリールです
ここではヴァンフォードを勧めましたが、
当然、ストラディックも凄く良いリールです。
コアソリッドとクイックレスポンス、メタルボディとCI4+ボディ、シルバーと艶消しブラック…
色々違いはあれど、
結局は好みの問題なんで、自分の好きな方を買ってください(投げやり)
結構、見た目の好みって大事よ。
あと、ヴァンフォードは写真よりも実物を手に取った方がカッコよさが伝わるので、
ぜひ釣具屋さんで直接触ってほしい。
あわよくば、アルテグラと同価格帯でもクイックレスポンスシリーズが出てくれたら嬉しいけど、
それは贅沢なお願いか。
アディオス(`・ω・´)ゞ