本当はステラ純正のT字型ノブに交換しようと思ったけど、高い(4,000円少々)からやーめた。
その代わりに目を付けたゴメクサス製ハンドルノブへの交換方法をお伝えします。
ゴメクサスのハンドルノブを開封してみると
中に入っているのは、
・ハンドルノブ本体
・取説
・ベアリング、調製用ワッシャー、スペーサーブッシュ(ダイワ用)
・工具(ベイトリール用?)
といったパーツたち。
工具まで入ってるのは驚いたし、ベアリングもしっかり付属してます。
ゴメクサス製ハンドルノブへの交換方法は…
さて、それでは交換方法を。
まず、使う道具はこちら。
・プラスドライバー
・ピンセット
※グリスがあればなお良し
以上。
プラスドライバーは必須、ピンセットもあれば作業が捗ります。
ちなみに、ピンセットは100均商品ですが、プラスドライバーはメーカー品推奨。
① 20ツインパワー(C5000XG)の純正ハンドルノブを外す
まずは、純正ノブを外します。
ノブのキャップ部分は、ピンセットの側面を引っかけて回して開けました。
10円玉とかでも開けられるかと思います。
続いて、
中に見えるプラスネジを外します。
これはプラスドライバーで回せば取れますが、ネジ山を舐めないように要注意。
リールに限らず、ネジを回す時は
ドライバーを押さえつける力:回す力=7:3
くらいの力加減で臨みましょう。
ちなみに、
こんな小さなネジにも、しっかりとネジロックが塗られているので、マジで気を付けて外してね。
※メーカー品のドライバーをお勧めするのも、ネジを舐めないようにするためです。
さて、このネジが外れたら、あとはノブが軸から抜けるので、ハンドル側の準備はこれでOK。
※純正ネジは新しいノブを取り付ける時に使うので、無くさないように要注意
② ゴメクサスノブ(新しいノブ)の準備
さて、続いて新しいノブの取付け準備。
私が購入したこのタイプのノブの場合、ゴールド(写真右側)部分がキャップになっているので、
この部分を手で回して外します。
こんな感じでキャップが外れたらOK
あとは取り付けるだけ。
③ 新しいハンドルノブの仮組み&ガタつき調整
さて、あとは新しいノブを付けるだけなんですが、ここに若干時間がかかりました。
取り付ける順番としては、ハンドル根元側から、
ベアリング①→ハンドルノブ→ベアリング②→ネジで固定→ノブのキャップを閉める
という順番。
※ダイワ製リールの場合だとブッシュを挟むけど、シマノ製だとブッシュは不要。
作業方法ですが、
ベアリング①とハンドルノブ本体は素手で作業できるけど、ベアリング②やネジの取付けは工具の使用を推奨。
特に、ベアリング②は軸にしっかりと刺すように注意しましょう。
これがちゃんと入っていないと、ノブを固定できずに、5mmくらいのガタが出ます。
これはピンセットを使うと作業しやすいかな。
そんなことを注意しながらいざ取り付けてみると、
残念ながら若干のカタつきが出たので、調製用ワッシャーでカタつきの調整をします。
ワッシャーは厚いものと薄いものの二種類が入っているため、上手いこと使い分け/組み合わせをしてください。
ちなみに、一番時間がかかったのが、この調性作業。
ワッシャーが薄いとカタつきが抑えられないし、ワッシャーが厚いとハンドルノブが回転しなくなるので、丁度いいバランスを探すのにワッシャーの組み合わせを何パターンか試しました。
私の場合、厚いワッシャーを一枚噛ませると、ガタつきをだいぶ減らせて、かつノブの回転を維持することができたので参考までに。
④ ハンドルノブの本組み→完成
③の作業で、ワッシャーの枚数が決まれば、あとは本組み。
部品を先ほどの順番に組み付けて、ネジを本締めするだけなんですが、
私の場合、本締め前にベアリングにグリスを塗布しました。
使ったのは、ダイワ純正グリス。
純正ノブのベアリングはもっと高い粘度のグリスが塗られていますが、
これ以外持っていないからしょうがない。
さて、グリスを塗って、ノブを取り付けたら
完成!
20ツインパワーとゴメクサスノブの組み合わせは…
うん、まあいいんじゃない?
ゴールドの色合いが若干違う(ノブの方が黄色が強い)から、真っ黒のノブにしても良かったかもしれない。
ただ、握り心地は良くなりました。
純正のEVAノブに比べるとノブが細くなったので、かなり握りやすい。
対大物では大型のノブの方が有利かもしれないけど、ルアーを動かす(巻く)には、新しいノブのサイズ感の方が使いやすい。
割と満足してます。
※ここまで書いておいて、またノブを交換しました
→20ツインパワーC5000XGのハンドルノブを、18ステラ純正T字ノブに交換
交換したのは、18ステラの純正ノブ。
結局、純正が使いやすいのか…。
アディオス