ステラでもイグジストでもない。
2022年の新製品情報で一番ガッツポーズをしたのは、このロッド。
天龍・パワーマスターがモデルチェンジ
やったぜ!!!
前々から天龍のロッドを使ってみたいなぁ…と思っていたところに、パワーマスターのモデルチェンジ。
去年から、前モデルのライトコアモデルを買おうかどうかずーっと悩んでいたけど、変に焦って買わなくてよかった。
動画や天龍のホームページを見る限り、
今回のモデルチェンジでは、ライトコア/プラッキングの分類を止めて、「パワーマスター」で一本化したらしい。
※ガチンコショアジギロッドの「ヘビーコア」はそのまま継続。
2022年に登場した番手は、
・PM972S-M/MH
・PM1022S-M/MH
・PM1102S-MH
・PM1072S-MH
・PM-1263S-MH
の、合計7種類。
9フィート7インチから、まさかの12フィート半までのラインナップで、守備範囲が広すぎるわ。
2022年式パワーコアの気になるポイント
個人的に気になったポイントは、
・天龍の最新技術の導入
・カーボン含有率の大幅アップ
・9.7フィート~という長さの設定
・価格
の三点。
天龍の最新技術「カーボンナノチューブ」がやっと導入された
パワーマスターヘビーコアの他、ルナキア、ブリゲイドフリップ、スワット等々、モデルチェンジしたロッドに次々と採用された、「カーボンナノチューブ」。
カーボンナノチューブの説明は天龍HPにお任せするとして、
※天龍HP「カーボンナノチューブとは」
言ってしまえば、天龍ロッドの特徴である「粘り」を出すために使われている技術で、コレのおかげで高弾性カーボンを使っても粘りを出せたとかなんとかかんとか…。
とにかく、
ライトコアも他のロッドのシリーズと同様に、「現在の天龍ロッド」になった感じがして、安心したというか嬉しかったというか。
ついでに言えば、グリップに西陣織カーボンが使われてデザイン的にもカッコよくなった。
もう、色々ひっくるめて、欲しい気持ちが爆上がりだよ。
カーボン含有率が大幅にアップ
これは、上の「カーボンナノチューブ」に関連してのことだけど、
新モデルのパワーマスターは、カーボン:グラス=99:1(%)になっていて、カーボンの比率が一気に上がった。
※前モデルのライトコアは、カーボン:グラス=84:16(%)くらい。
メーカーの人の説明から察するに、
今までグラスで粘りを出していたところを、カーボンナノチューブ技術のおかげで、カーボンの比率を高めてもロッドに粘りが出せるようになったのかな
…と想像する。
カーボンが多ければ高性能で、偉いのかと言えばそうでもないんだろうけど、
この数値が新しいパワーマスターの特徴なんだろうな、と勝手に思ってる。
9.7フィート~という長さの設定
これは個人的都合だけど、
9.7フィートだと、9.6フィート用のロッドケースにギリ入らないのよ。
いや、長いケースを買えばいいのはわかってる。わかってるさ。I know,I know.Hahaha.
ただ、ロッドケースってだいたい、9.6フィート用の次は10.6フィート用のケースが多いわけよ。
となると、ケースを車に乗せるのがキツイのよ。
これが結構悩ましいポイントで、購入を躊躇してしまうポイント。
前作と同じように、9.6フィートで出してほしかったなぁ。
もしくは、10.2フィートを3ピースで…
まあ、これは贅沢な話か。
性能に比例して、価格もアップ!
コレが痛い…
前モデルに比べて1万円くらい上がった…?
一番リーズナブルなPM972S-Mで、定価43,000円。
PM972S-Mと並んで欲しいなーと思うPM972S-MHが、定価44,500円
となると、実売は3万円台後半~4万円くらい?
あぁぁ…結構痛いな。
まあ、グレードアップしたことや昨今のコスト高を考えたら値上がりも頷けるし、ヘビーコアほどの価格帯にならなかったことへの安堵もある。
ただ、痛いなぁ…。
本当に買うんなら、お金貯めてから、番手を吟味して買わないとイケナイ。
2022年の新製品の中で、一番グッと来たのは「パワーマスター」
値上がりとかの気になるポイントはあるとはいえ、2022年の各社新製品の中で一番グッと来たのは、この天龍・パワーマスターでした。
釣りを始めて早5年くらい経って、釣り具の新製品にも食傷気味になってきてるけど、パワーマスターのモデルチェンジにはガッツポーズした。
よーーーし、お金貯めよ。
ちなみに、2番目にグッと来たのは、
ダイワの「シーバスハンター」シリーズ(ルアー)。
こっちは、発売後即買います。
アディオス