カシオコレクション、通称チープカシオ。
1,000円前後でありながら、軽量&コンパクトさ、デザインの豊富さ、正確さ、頑丈さなどから人気に火が着き、もはや定価でしか買えない事態になってしまった。
元々はホームセンターの片隅で980円で売られていたのに、なんだこの出世ぶりは。
チプカシチプカシなどともてはやされおって。
ただ、そんな大出世した時計の陰に隠れて、もう一つのチープな奴がいたのだ。
チープシチズン(シチズンQ&Q)シリーズ

チープシチズン。
見た目こそチープカシオ(カシオコレクション)シリーズに通ずるものがあるが、
これはシチズンの廉価ブランドである、シチズンQ&Qから発売されている腕時計。
私が購入したのはVP46-852というモデルで、カシオコレクションが軒並み値上がりする中、Amazonで980円で購入した。
当初は、壊れたカシオコレクションの代替として買ったつもりだったが、
なかなかどうして、これが凄い時計なのである。
というか、完全にカシオコレクションの上位互換だと思っている。

デザインは何の変哲もない3針アナログ時計で、
白文字盤にアラビア数字という、視認性抜群のデザイン。Falconって何なんだろう。
カシオコレクションと同様に、本体、ベルトともに薄型&軽量。
本当に着けていることを忘れるほどの着け心地。
また、そのコンパクトさ故に、いろんな所にぶつけることも少なく、故に傷も付きにくい。
Gショックが剛の時計ならば、カシオコレクションは柔の時計。
カシオコレクションを使っていて時にそう思っていたが、これはシチズンQ&Qにも当てはまるのではないだろうか。
さて、ではここからはシチズンQ&Qの特に凄いぞポイントを紹介しよう。
まずはシチズンQ&Qの凄いところ①:10気圧防水仕様

シチズンQ&Qは、10気圧防水仕様になってます。
※文字盤に、WATER RESIAT 10BARって書いてるのが見えるかな。
カシオコレクションが日常生活防水だったのに比べると、防水性が飛躍的に上がります。

裏面を見てみると、カシオコレクションが裏ブタをカシメていただけなのに比べて、
シチズンは裏ブタがビス止めされてるのが見えるでしょうか。
裏ブタに描かれたヨットの絵もまた、防水性への自信の表れでしょう。知らんけど。
で、この10気圧防水ですが、
先日子どもとプールに行ったんですよ。
その時、時計の薄さ&軽さゆえに、マジで時計を外し忘れたんですよ。
2時間ほどプールで使ってたけど、当然余裕で使えてます。
10気圧防水だからね。浅いプールの水圧くらいどうってことないよね。
流石シチズンだぜ。
シチズンQ&Qの凄いところ② 電池が長持ち
これは、最初から入っている電池が長持ちするという意味。
シチズンQ&Qの時計には、3年持つ電池が最初から入ってます。
※モデルによって年数は違うかもしれないけど、最低でも3年持つ電池は入っているようです。
テスト用電池としては結構しっかりした電池が入ってないかい?
当然、販売中にも時計は動いているので、購入から3年持つことはないでしょうけど、長持ちすることに違いはないでしょう。
カシオコレクションは何回か電池交換をしたので、シチズンQ&Qにはぜひとも長く動いてほしいところ。
シチズンQ&Qの凄いところ③ ベルトが分厚くて頑丈

私が買ったチープシチズンはウレタンベルトのモデル。
このベルトが、カシオに比べて分厚いのです。
私はかつて、カシオコレクションを愛用していたのですが、ある日泣く泣く手放すことになりました。
その理由は、ベルトが切れたから。
左腕から滑り落ちたチプカシを見て、
いや、そこが壊れるんかい!
と思わず口にしたのは良い(?)思い出。
それに比べると、シチズンQ&Qのベルトはだいぶ分厚いので心強さが違う。

しかも、バックル部分も丈夫そう(多分金属製)。
このあたりの作りは、カシオよりもしっかりしてると思います。
チープカシオもいいけど、チープシチズンも忘れないで

チープカシオブームの陰に隠れてしまった(失礼)、チープシチズン。
ただ、その実態は、
薄くて軽くて防水性が高くて丈夫。そんで安い。
という、何拍子揃ったからも分からない最強の時計でした。
いやほんとに、
チプカシが壊れた時にG-SHOCK買おうと思ってたけど、
980円のチープシチズンが10気圧防水なのを知って、G-SHOCK買うの止めたからね。
※当然、G-SHOCKの性能の方がダントツで高いよ。
それくらいインパクトのある時計だったし、私の浪費欲出費を抑えてくれたありがたい存在。
ちなみに、この記事を書いている時点で、私が980円で購入した時計は、約1,300円に値上げしてました。
ヤバイな、こっちも人気になって値上げの波が…。
ただ、同じようなデザインでソーラー発電のモデルが、Amazonで約3,000円で買えるようです(2025年8月時点)。
シチズンさん、マジでどうなってんの?
そんな値段で大丈夫?
買い手側が心配になる値段設定の、素敵な時計の話でした。
ほなね。
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