前回、ショックリーダーについての話を書いたわけですが、
じゃあ、そもそもショックリーダーとは何ぞや、という話を超簡単に書いてみようかと。
ショックリーダーとは?
メインライン(主にPEライン)の先に結束する、ナイロンかフロロカーボン製のライン。
※アジングなどでは、メインラインがエステルラインになることもありますが、ここではPEラインをメインラインとしたときの話を書いていきます。
上の写真の場合、右側のピンク色の部分がメインライン(PEライン)で、左の透明の部分がショックリーダー(ナイロンライン)。
なんでショックリーダーが必要なのか?
主な理由は、PEラインの弱点を補うため。
ショックリーダーを必要とする要因は2つありまして…
①PEラインは擦れに弱い
引張強度は非常に強いPEラインですが、障害物への擦れには非常に弱いのです。
細い細い繊維の集合体なので、どうしても擦れると繊維がプツプツッと切れてしまうんですな。
あんなに強いラインなのに、堤防の橋や消波ブロックでちょっと擦れるだけで、面白いほどスパッと切れますよ。
マジで。
②ルアーや仕掛けの周りは障害物が多い
ルアーや仕掛けの周りというのは、どうしてもラインを傷める原因となる障害物が多いのです。
海中の岩、かかった魚の歯やヒレ、消波ブロック、etc…
仕掛けを動かしている時や、かかった魚が走ったりすると、こういった障害物に擦れてラインブレイクするリスクが高まるわけです。
じゃあどうするか…
PEラインは擦れに弱い × ルアーの周りは擦れるリスクが高い
→じゃあ、擦れやすい部分に、擦れに強いラインを結束してしまえ。
っていうのが、ショックリーダーの(主な)役割。
ショックリーダーの原材料であるナイロンやフロロカーボンは、PEに比べて圧倒的に擦れに強い。
なので、PEラインと仕掛けの間にショックリーダーを結束して、ラインブレイクを防ぐわけです。
ちなみに、私はリーダーの長さは1ヒロほど(両手を広げた長さくらい)取ってますので、参考までに…。
※場所やロッドの長さなどによって変えることもあります。
ということで、釣りでPEラインを使うのであれば、仕掛けや魚をラインブレイクで逃さないために、面倒でもPEラインを使う際はショックリーダーを結束しましょう。
ちなみに、ショックリーダーはナイロンとフロロカーボンのものがありますが、私はナイロン派です。
ネットでは圧倒的にフロロを推す声が多いですが、ナイロンの方が圧倒的に扱いやすいので私はナイロンばっかり使ってます。
↑私は、このリーダーを使ってます。ナイロンにしては、やや高めかも(苦笑)
写真が少ない…。
アディオス(`・ω・´)ゞ