先日作った燻製がどうにもこうにも不完全燃焼。
燻され具合も満足度も。
※前回の燻製→100均アウトドア・ダイソーにあるもので燻製づくりを試みる
ということで、今回は専用のグッズを使っての燻製作りにトライ。
SOTO キッチン香房で燻製作り
今回登場してもらうのは、SOTO・キッチン香房。
友人たちからいただいていたものの、中々使う機会に恵まれていなかった逸品。
ここで満を持しての登場でござい。
先日の段ボールと専用グッズ、
出来栄えにどれくらいの差があるのか。
いざ、キッチン香房で燻製作りスタート
では初めよう。
まずは、キッチン香房の下にウッドチップを一掴み投入したら、
網をセットして、具材を配置。
※写真は漬物用の干し大根。燻した後漬物にしました。
ちなみに、網をセットする時は取っ手のような部品が上を向くようにセットするのを間違えないように。
取手みたいな部品が本体と蓋との間に隙間を作ってくれるから、綺麗に燻せるそうな。
使ったウッドチップは、前回買って使わずじまいになっていた、ダイソーウッドチップ
木の種類はオールマイティーに使えると言われるサクラ。
熱源は100均の固形燃料をチョイス。
エスビットのポケットストーブを五徳に使ってみる。
ちなみに、固形燃料は20~25分燃焼するタイプで、3つ入って100円。
一時は品薄になっていたけど、最近はどこでも売ってるから助かるわ。
あと、エスビットのポケットストーブ。
これも似たようなものが100均に売ってるから(ただし300円商品)、安く済ませたい人はそれを買うのもアリかもね。
全てセットしたのがこちら。
丁度いいテーブルが無かったので、納屋に転がっていたミニBBQコンロをテーブル代わりとして使用。
「俺を五徳にしたら…?」という声がBBQコンロから聞こえてきそうだけど、今回は無視しよう。
キッチン香房を使った燻製の出来栄えは…?
キッチン香房を固形燃料の炎に当てると、ものの数分でモクモクと煙が上がります。
着火に往生した先日のスモーク用ウッドとはかなり大きな差がある。
試しに蓋を開けてみると、なかなかに煙が充満しているので、これは期待ができる。
再度蓋をして、15分ほど待つと…
はい、絶対美味しいやつ。
全開作った時もそうだけど、出来立てのチーズの燻製って最強よ。
スモークの香りはもちろん、温められてとろける食感になるのがたまらんのよ。
その他、カニカマと鶏ササミ(事前にレンチン加熱済)も良い感じ。
水分が多いものは燻製しにくいというけど、それなりの出来栄えにはなったかな。
特に、カニカマはスモークの香りがいいアクセントになってた。
ということで…
今回は3回分燻製を作ったけど、お手製段ボール燻製に比べると、
・燻され加減
・燻されるムラの無さ
の点で、圧倒的にキッチン香房を使った燻製の方がクオリティが高かった。
※スモーク用ウッドとウッドチップの違いもあるけど。
ただ、煙の量が多くて燻され過ぎた感じも否めたかったので、次は少し燻す時間を調整してみようかな。
SOTO キッチン香房の使い心地は?
今回使った燻製機、SOTO・キッチン香房だけど、
非常に使いやすかった。
ウッドチップを敷いて、食材をセットして、火にかけるだけ。
シンプルな使い方で、本格的な燻製を本当に作れたのがGood.
固形燃料の熱でもしっかりと燻せたのは、嬉しい誤算だった。
しかも、使い終わった後はキッチンで丸洗いできるから、後片付けも楽々。
シンプルかつ片づけやすい道具って、使う時の気が楽だから、結果的によく使うようになると思ってる。
※片づけが面倒なこと(BBQとか)は、思い付きが悪くて実行に移しづらい性格なもんで。
ただ、キッチン香房の売り文句である、「自宅のキッチンで簡単に~」という部分は、要注意。
この燻製機、普通に煙が出るよ。
油断して使ったら、部屋が燻されてえらいことになるよ。
なので、
一度外で使ってみて、煙の出方を確認してからキッチンで使うかどうかを判断することを強く強く強く推奨する。
SOTO・キッチン香房を使って思ったことがある
やっぱり、餅は餅屋だわ。
専用品は使いやすいし、完成品のクオリティも安定して高い。
100均グッズであれこれ工夫するのも楽しいけど、まずは専用品で正解を知ってから創意工夫する…ってのは大事なポイントなのかもしれない。
ということで、
結論:初心者ほど専用品を使え。
こうして、みんなアウトドアグッズの沼にハマっていくのか…。
アディオス