ロッドの大切な部品
ガイド
ロッドのインプレなどを検索したら、
Fujiガイドだの、Kガイド、SiCガイド、Oリングだの、アルコナイトだの、呪文のようなワードが出て来ると思います。
私も、初めて聞いた時は、何が何だか分かりませんでした(笑)
しかも、釣具についてべてたら、
「このロッドはKガイドなんで、SiCガイドじゃありません」
とか、言葉の意味を履き違えまくってる文書も出てくるから、余計に混乱する…。
ということで、今回はガイドについてネットでよく見るワードについてまとめてみようかと。
この記事で扱うワードは
・Fujiガイド(富士ガイド)
・Kガイド
・SiCガイド(リング)
・アルコナイトガイド(リング)
・Oリングガイド(リング)
このあたりのワードについて書いていきます。
簡単な説明にはなりますが、お付き合いを。
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Fujiガイド(富士ガイド)とは?
ロッドパーツ製造の大手、富士工業株式会社製のガイド全般を指します。
具体的なガイドの種類を指す言葉じゃありません。
ロッドを選ぶ際は、富士工業製のガイドが使われた商品を選ぶことを強くお勧めします。
それ以外のノーブランドガイドが使われているロッドは、ちょっと信頼性が無さすぎるかな…。
あっという間に壊れると思います。
Kガイドとは?
⇨ガイドフレームの種類の一つ。
※ガイドフレームとは、ガイドのうち金属でできたところ(シルバーの部分)。

上の写真は、ダイワのメバリングロッド(月下美人MX)のガイドなんですが、
このロッドのガイドはKガイドフレームになってます。
ガイドがロッドに対して垂直になっておらず、竿の先端方向(写真右方向)に傾斜しているのがお分かりになりますでしょうか。

こちらは、同じメバリングロッドでも、メジャークラフトのファーストキャストのもの。
こちらは、Kガイドではありません。
2枚の写真を見比べたら、ガイド形状の違いがわかるかと思います。
じゃあ、Kガイドだとどんなメリットがあるの?
⇨ガイドフレームへの糸絡みが減ります。
これは、特にPEラインを使うときのメリットですかね。
フレームの傾斜のおかげで、絡みかけたラインがするっと滑ってくれて、自動的にライン絡みが解けるそうな。
出典:富士工業公式YouTubeチャンネル
↑ほーら絡まない。
実際使った感じでは、糸絡みを100%防げるわけではないですが、確かに絡みにくいなーとは思います。
余談ですが、Kガイドといってもいろいろと種類がありまして…。

足が高いもの低いもの、ダブルフット(上側のロッド)にシングルフット(下側のロッド)
素材がステンレス製のもの、チタン製のもの…
ロッドの種類やグレードによって、最適なものが採用されてます。
※詳細なガイドのモデルは、富士工業のHPでも見てみてください(笑)
ということで、Kガイドはガイドフレームの形状の一種だよ、ということがご理解いただけたらOK。
なんか、SiCとかについても書こうとしたらえらく長くなりそうなんで、今回はこの辺で。
次回へ続く ⇨ ロッドガイドの話2 〜SiCリング?アルコナイト?Oリング?〜
アディオス(`・ω・´)ゞ