ワールドシャウラ2831からスコーピオン2832に乗り換えるから、二つのロッドを比較してみる

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鼻血出しそうになりながら買ったロッド。

ワールドシャウラ

 

を、懐事情のため手放すことにした。

 

泣く泣くとはこのことを言うのかね…。

 

 

 

 

せっかくだから、ワールドシャウラとスコーピオンを比べてみる

まあ、代わりにスコーピオン2832RS-2を購入したんですが

※ワーシャを売る差額分でも結構な額になるので

 

せっかくなんで、この二つを比べてみようかと。

 

 

 

 

ワールドシャウラとスコーピオンのグリップ周りの違いは?

上側がスコーピオン、下がワールドシャウラ。

 

見てのとおり、ワーシャはカーボンモノコックグリップになっているため、実際に持ってみても非常に軽い

※感度の差は、スコーピオンを使っていないため不明。

 

「Scorpion」の焼き印が入ったコルクグリップもカッコいいけど、

性能で言ったらカーボンモノコックが上だろうね

 

ちなみに、リールシート~グリップエンドまでの長さは一緒です。

 

 

 

リールシートとフロントグリップは、見事に一緒

 

青シャウラの設計で作ったブランクス+現行シャウラのグリップ

=スコーピオン

だから、そう考えたらスコーピオンってコスパの化けもんだわ。

 

 

 

ステッカー貼り替えただけやん(笑)

 

ちなみに、リールシートの感度は上々なので、スコーピオンでも同じシートを使えるのは嬉しいね。

 

 

 

 

ワールドシャウラ2831とスコーピオン2832、ブランクスの太さは?

バット部分の太さは、ほぼ一緒です。

2831を使っていた時から、バットの力が強いなーと思っていたけど、これを見たら納得。

 

(設計が古いとはいえ)1番手上の2832とほぼ同じ太さを持たせているんだったら、そりゃ強いわな。

 

 

 

太さが変わり始めるのは、繋ぎ目以降くらいからかな。

 

とはいっても、2831が極端に細くなっていく印象は受けない。

※表面の仕上げも違うし、単純に太さの差を判断するのは難しいけど。

 

 

 

ティップ部も、2831の方が若干細いけど、そんなに極端に変わりはないな。

 

1番と2番って、どこで違いが出てるんだ?

 

 

 

 

 

 

ワールドシャウラは、チタンコートの虹色が美しい…

ワールドシャウラといえば、虹色に輝くチタンコート

 

見た目の美しさはもちろんのこと、薄くて強いコーティングのため、ブランクス全体が非常に軽量で、シャープに感じる。

 

 

ただ、普通の塗装と比べて、こんなに薄いコーティングで大丈夫…?と、若干気を遣うのも事実。

 

 

 

 

 

ワールドシャウラとスコーピオンは、ガイドフレームの素材も違う

1番根元のガイド。左がワーシャ、右がスコーピオン。

 

写真じゃ非常に判りにくいけど、トルザイトリングを採用するワーシャの方がガイドリングが薄い

薄さの違いは、手で触ったらすぐに判ります。

 

 

また、ワーシャはガイドフレームもチタン製のため、全体的に軽量。

チタンコートと相まって、振り抜きの軽さとシャープさが違う。

 

 

ちなみに、ガイド設定は村田基氏がめっちゃ飛ぶようにセッティングしているため、

両ロッドとも抜けるようなキャストが可能。

 

【補足】

ワールドシャウラのガイドは基本的にチタンフレーム+SiC-Sリングだけど、

2651、2701、2750、2831は、トップガイド以外トルザイトリングが使われてます。

 

 

 

 

ワーシャとスコーピオン、ブランクスの製法の違い

ワーシャとスコーピオンの一番の違いと思っているのが、ブランクの製法。

 

ワーシャがバットからティップまでスパイラルX構造なのに比べて、

スコーピオンはバット部分のみスパイラルX構造。

 

スコーピオンに限らず、カタログ上「スパイラルX」と書かれていても、

「スパイラルX構造なのはバット部分だけ」というのはよくある話。

 

 

全身スパイラルXのワーシャと、バット部分だけスパイラルXのスコーピオンを比べると、やっぱりワーシャの方がシャープで筋肉質に感じる。

※カーボンの質や、コーティング、ガイドの素材などの違いの影響もあるけど。

 

 

この辺は、お値段なりの差が出ているのかな。

 

 

 

 

ワールドシャウラ2831とスコーピオン2832を振った感じは?

2831は実際に使って、2832は室内で軽く振っただけだけど…

 

両方のロッドで違うのは、ティップ性格か…?

という印象。

 

 

というのも、2831と2832で思ったよりも違いが無かった。

 

両方を順番に振ってみて、違うかな?と感じたのは、ロッドの上1/3部分の動きで、

2831の方が食い込みが良いように感じた

 

 

この辺は、実際にキャストしたり魚をかけてみないと分からない部分が多いですが、

今のところ、

2831は、1番パワーだけど思ってたよりも強かった。

2831の特徴はティップだ。

という感じで捉えてます。

 

 

まあ、

2831がR(レギュラーテーパー)、

2832がRS(レギュラースローテーパー)と、

テーパー自体も違うしね。

 

また、ワーシャ設計者の村田基氏の話では(YouTubeから抜粋)

 

「2831のターゲットは、シーバスやサクラマスなど。」

「2832が強すぎる(シーバスがあっという間に寄って来る)という声から、

もう少し食い込みが良くて引きを楽しめるロッド(2831)を作った。」

 

という説明があったので、2831は2832をベースに作ってんのかなーと思ったりする。

 

 

 

 

ワールドシャウラ2831とスコーピオン2832、合せるリールの番手は?

ワールドシャウラ2831に合わせるリール

⇒C3000番(C3000、C3000XG)

実際に使っていた身としては、C3000番が重量バランス的にちょうどいいと感じた。

 

ターゲットとしても、シーバスがメイン(?)になるかと思うので、パワー的にもC3000番で大丈夫かと。

 

やっぱり、軽いロッドには軽いリールが合うね。

 

 

 

スコーピオン2832に合わせるリールは

⇒4000番~C5000番

 

これは、スコーピオンを振った感じの印象から。

 

スコーピオン2832は、ワーシャ2831に比べると先重り感があるから、重量のある4000番ボディのリールを合わせて、バランスをとった方がいいのかな、と感じた。

 

あと、2832は小型青物もターゲットに入ってくるので、2号前後のPEラインを巻けるという意味でも、4000番~C5000番が良いのかな、と。

 

 

 

ワールドシャウラとスコーピオン、どちらがおすすめ?

予算があれば絶対にワールドシャウラ

だって、全てにおいてレベルが一段上だから。

 

ワールドシャウラって、どこがどう優れてるっていうか、

飛距離、強さ、感度…全てがどのロッドよりも上なんだよなぁ。

 

なので、お金がある人はぜひ使ってみてほしい。

 

 

ただ、スコーピオンもコスパモンスターなわけで。

 

私も、ある意味「スコーピオンで十分」と思って乗り換える部分もあるから、スコーピオンでシマノのフリースタイルロッドの片鱗を味わうのもまた一興。

 

 

 

 

ワーシャは本当に泣く泣く手放します

自分の懐事情のせいとはいえ、

さらば、ワーシャ…

 

 

まあ、しゃーない。

 

色は違えど、スコーピオンの系譜は私の手の中でも生き続けます

 

 

※本当に簡単なインプレ書きました

スコーピオン2832RS-2のインプレを、ほんの少しだけ

 

 

 

 

 

 

【追記】朗報:ワールドシャウラを買い戻したぞ

Welcome back!ワールドシャウラ

 

 

お金の色々が片付いたんで、ワールドシャウラ(2832RS-2)を買い戻し。

 

ツインパワー(4000XG)と合わせて、メインロッドとして据えてます。

 

 

スコーピオンも良いけど、奮発してフラッグシップを1本持つのも、また一興

自分は何故ワールドシャウラを使うのか?その理由を改めて考える

 

 

アディオス

 

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