さて、デミオ15MBのリアブレーキはドラム式です。
だからどうっていうことも無いんですけど、一つだけ難点が…。
それは、整備性が悪いということ。
とうわけで、ドラムブレーキに関する小話を少々…。
ドラムブレーキの整備(シュー交換)
デミオとフィット、それぞれ自分でシュー交換をしたことがあります。
ということで、その交換手順を………
………
……
…書きません(キッパリ)
なんせ、私は整備士の資格もないただの素人だからね。
安全面にダイレクトに関わるブレーキの整備についてなんて、おいそれと書けないよ。
ただ、ヒント(?)を少しだけ書いておこうかと。
ドラムブレーキの整備は、パッと見で無理そうなら止めておけ
ドラムブレーキを整備するには、まずブレーキのドラム(シューが当たるところ、鋳鉄の丸いやつ)を外します。
で、ドラムを外してブレーキの中身を見た時に
「なんだこれ・・・」
って思ったら、さっさと車をお店に持って行って、プロの整備士さんに任せましょう。
というのも、ドラムブレーキは一つの部品を外すと、バラバラバラ…と全ての部品が一気に外れて、後戻りができなくなります。
そうなると、車を動かすこともできなくなって、本当にどうしようも無くなります。
そんな悲劇が起きないよう、無理だと感じたらすぐにドラムを閉じましょう。
諦めるのも一つの賢い選択です。
整備は片方ずつ+バラす前に写真を撮る
上にも書きましたが、ドラムブレーキは分解を始めると一気にバラバラになります。
すると、完成形が分からなくなり、謎の部品を目の前に路頭に迷う事に。
しかーーし、幸いにもブレーキは左右二つ付いています。
なので、片方のブレーキをバラしたら、もう片方は完成品の確認としてキレイな形で保存しておきましょう。
あと、バラす前にスマホなどで写真を撮っておくのもいいですね。
どんな形でもいいので、完成品の形が分かるようにしておくことが大切です。
余談ですが、学生の頃に友達とドラムブレーキを分解して、えらい目に合った事があります。
当時、私も友人もドラムブレーキの整備は未経験だったのですが、二人で一斉に左右ともバラシて…
…あとはお察し。
※最終的にはなんとかなったけど。
私と同じような失敗をしないようにお願いします…。
スプリングツールを買っておく
ドラムブレーキの整備で一番大変なのが、リターンスプリング※1の取付け。
※1左右のシューを繋いで、ブレーキを話した時にシューの位置を元に戻すスプリング
このスプリングが、どうにもこうにも硬くてしょうがない。
マジで硬いよ。クッソイライラするよ。
このスプリングを取り付ける時は、プライヤーでつまんで取付けても良いけど、
スプリングがクッソ固い+上手く掴めない
という二重苦のおかげで、取付けがめちゃくちゃ大変。
作業中、半端じゃないストレスが溜まります。
マジで。
100回くらいプライヤー叩きつけたもん。
そこで、是非とも事前に用意しておいて貰いたいのが、ブレーキスプリングツール。
⇧こういう、T字の専用ツール。
先端にスプリングを引っ掛けて、ヤーーー!!!とスプリングを引っ張るわけです。
このツールがあるのと無いのとでは、作業効率に雲泥の差がありますので、絶対に用意しましょう。
(ほんと、プライヤーで必死に整備してたのは何だったんだろう…)
ちなみに、スプリングツールは各社いろんな形状のものを出していますが、私はシンプルなT字型のものが使いやすいと思います。
安全ゴーグルを着ける
上に書いたリターンスプリングですが、取付けの際にバチーーーーン!!!とスプリングがはじけ飛ぶ事があります。
この時、はじけたスプリングが目に当たろうもんなら、失明の危険性があります。
はじけ飛んだ経験あるけど、マジで危ないよ。
なので、ドラムブレーキを組み上げる際は安全ゴーグルの装着をお忘れなく。
※安全ゴーグルは100均にも置いてたりもします。
100円前後で失明のリスクを減らせるのなら、安いもんだぞ。
つーわけで、ドラムブレーキ整備の小話でした。
ブレーキって、車の安全に関わる重要な部品ですからね。
自分でいじりたいって方は、くれぐれも安全面にご注意願います。
アディオス(`・ω・´)ゞ