20ツインパワーに見る、ブランディングの難しさ

スポンサーリンク




釣り具メーカーの人ってほんと大変だわ…

 

って思う小話。

 

 

 

20ツインパワーへの賛否両論

15ツインパワーの登場から5年、満を持してリニューアルした20ツインパワー

※画像出典:シマノHP

 

金属とCI4+を合わせたボディに、ステラと同じ金属ローターを組み合わせて、デザインも一新。

前作とは諸々ガラッと変わって登場しましたね。

 

 

ただ、その後吹き荒れたのは賛否両論の嵐

ボディにCI4+を採用したこと、いわゆる「半プラボディ」へのバッシングがほとんどでしょうか。

 

これがまあ、面白いくらいに言われてますね(笑)

 

 

 

 

市場を読むってのは難しいね

なんか、昨今のリールって、「軽量化=高性能化」な感じやないすか。

どのリールも、「前モデルに比べて〇g軽量化!」とか大々的に謳ってるし。

 

そして何より、ダイワの19セルテートが強すぎた。

というか、LTコンセプトのインパクトが強すぎた

 

19セルテートが大幅軽量化&タフ化で、みんな

「ツインパワーはどう対抗するんだ!?」

って期待しましたやん?

 

そんな流れにあったら、ツインパワーがそれに追従するのは自然な流れでしょうよ。

 

 

ただ、ツインパワーファンが待ち望んでいたのはそういうことじゃなかった。

「少々重くてもいいから、フルメタルボディで出してほしかった」

こういう意見が結構見られましたし。

 

 

 

 

バッシングの数は、ツインパワーブランドの高さの証

ツインパワー=フルメタルボディのタフなリール

というのが、ツインパファンの希望であり、ツインパワーのあるべき姿だったのかね。

 

セルテートがライト&タフならツインパワーはタフ&タフ

これくらいで行ってほしかったからこそ、CI4+の採用には大きな拒否反応が出てしまったと。

 

 

後の祭りにはなりますが、私としても、

フルメタルボディで出した方が、より魅力的な商品になってたかもなー

とは思います。

 

対セルテートにしても、

相手が完全新設計のモノコックボディという新たなブランド力で殴ってきてるのに、

メタル+CI4ボディで、軽くて強いぞ!

じゃあ、勝ち目は薄くないかい?

 

 

市場の動向云々よりも、

「ツインパワーはかくあるべき」という姿を貫いた方が

ファンの心をがっつりと掴めてた気はします。

 

 

もしかしたら、メーカー側としては、

「メタル+CI4+で、新しい流れを作るんじゃ!」

ってなってたのかもないけど、残念ながら往年のファンの期待とは反対方向に行ってしまった感じでしょうか。

 

 

商品開発ってのは難しいんだね。

 

 

 

 

余談 20ツインパワーにウジウジ文句言う人は、おとなしくステラを買えよ

半プラが云々…

ベアリングが、樹脂カラーが云々…

わざわざ分解して、内部構造が云々…

コストカットが云々…

 

 

やかましいわ!!!

1ヶ所にコストがかかったら、全体でバランス取るのは当然だろーよ。

あんだけの技術放り込んで3万円台に抑えるのなんか、並大抵の努力じゃないと思うぞ。

 

 

というか、コストカット云々文句言うんなら、最初からステラ買えばええやん

フルメタルボディ、MMギア、たくさんのBB…

ご所望のものが全部揃うぞ?

 

デザインが好きじゃないんやったら、中古の綺麗な14ステラという手もあるぞ。

 

 

ステラなんか、高くて買えない?

 

・使ってない釣具を売る。

・さらに数か月貯金する。

これで買えるからご安心を。

 

というか、私がこれでステラを買ったんで大丈夫。

笑えるくらいのハズレ個体やけどな!

 

 

すぐ買えるけど、文句言いながら使うツインパワーと、

買うのが数か月後になっても、その後ずっと満足して使えるステラ。

 

どっちが満足度高いかって話。

 

 

 

まあ、なにはともあれ…

 

シマノの開発陣の方、ほんとお疲れ様です。

これからも面白い商品期待してます。

※ダイワや、他のメーカーもね。

 

 

 

アディオス(`・ω・´)ゞ

 

ブログランキング参加中!

↓四国の釣りブログはこちら↓

にほんブログ村 釣りブログ 四国釣行記へ

ツイッターもよろしく

スポンサーリンク